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東松島オンライン
「奥松島」極上むき身旨牡蠣 500g ×2本セット
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おうち時間が増え、以前よりも家での料理を楽しみたい気持ちが高まっている今日この頃。お醤油や塩などの調味料を「ちょっとイイもの」にしてみたり、お肉や魚、野菜などの素材を普段よりリッチなものにしてみたり。外食やお出かけになかなか行けない分、そんな小さな贅沢を楽しんでいる方もいらっしゃることと思います。
冬は特に魚介類が美味しい季節。ブリやマグロ、カニもいいですが……私の今の気分はなんと言っても牡蠣! ということで、さっそくお取り寄せをしてみることに。
牡蠣といえば広島県や宮城県、岡山県産のものがよく知られており、身の大きさや味の濃さなど産地ごとに特徴がありますよね。今回、私がお取り寄せしたのは宮城県・奥松島産の牡蠣です。
日本三景として知られる、宮城県の松島。この松島の東にある「奥松島」は、リアス式海岸でまさに牡蠣が育つには絶好の環境です。プランクトンが豊富な海水と、森からの栄養分が豊富な淡水が混ざり合う絶妙な位置で育てることにより、身が大きく旨みの詰まった牡蠣に成長します。
そしてこの牡蠣は、内湾で育てたのち、さらに沖で育て上げます。荒波に揉まれることでさらに身が大きく、引き締まり、プリっとした牡蠣に育つそうです。
なるほど、パックを見ると大ぶりのむき身がぎっしり! 1パックに500g、数量にして約30~35粒の牡蠣が入っています。
牡蠣は殻つき派! という方も少なくないかもしれませんが、むき身になっていると下処理がとにかく楽! 塩もみをしてゆすぐだけで、すぐに食べられます。とはいえ、牡蠣の生食ということで、キッチンや食器、手指の消毒は入念に行うようにしましょう。
先ずはお刺身でいただきます。大きな身を箸で持ち上げると、海の香りがふんわり。牡蠣のこの香り、たまらないですよね。醬油、わさび、塩などをつけて……ちゅるんとした舌触りが最高です。大ぶりなのに旨みが濃くてびっくり。濃厚でミルキーな美味しさは、まさに「海のミルクだなあ」なんて思いながら、ひとつ、またひとつと箸が止まりません。
続いては牡蠣ポン酢で。牡蠣の身をポン酢で和えて、紅葉おろしを少し添えました。調理法はお刺身とほとんど変わらないのに、ポン酢を絡ませるとぐっと違った味わいに。ポン酢の酸味と紅葉おろしの辛みが牡蠣の甘みを引き立て、日本酒が進む美味しさです。
そして、メインディッシュは牡蠣のバター醬油ソテー。牡蠣に小麦粉をはたいてオリーブオイルでソテーしました。
仕上げにバターを溶かし、醬油を絡めて。我が家では自家製のにんにく醤油(と言っても、にんにくを醬油に漬け込んだだけの簡単なものですが……)を常備しているのでそちらを使いました。牡蠣の旨みが加熱することでじゅわっと溢れだし、バター醬油の旨みと相まって幸せな一皿に! レモンをぎゅっとしぼることで、後味もさっぱりといただけます。にんにくの香りとの相性も抜群で、ビールやワインに合わせて夢中になって食べてしまいました。
今回はこちらの3種の調理法をご紹介しましたが、定番のカキフライや天ぷら、お味噌で牡蠣鍋などさまざまな料理にお使いいただけます。パスタやグラタンもいいですね。
この牡蠣が獲れる宮城県では、牡蠣の検査を毎週行っているそうです。そのうえで、生食でも大丈夫か、加熱が必要かを判断し、出荷をしているのだとか。県を挙げての対策には頭が下がりますね。今年は奇跡的に、生食可能な牡蠣を出荷できる時期が長く続いているそうですが、ご購入の際は都度ご確認されることをおすすめします。
牡蠣好きな方はご自分へのご褒美に、そして牡蠣が大好きな方への贈り物にも。ぷりぷりの海のミルク・牡蠣で、おうちでの料理を楽しんでくださいね!
※掲載情報は 2021/01/07 時点のものとなります。
管理栄養士
松田智華
東京育ちの30代。
とくに「調味料」が得意分野で、これまでに試食してきた調味料の数はなんと2000種以上にも。
管理栄養士の資格を活かし、安心安全な食を提供するために各方面で活動中。
共著での書籍の出版、雑誌への寄稿やテレビ出演など、メディアにも多数登場しています。
好きな食べものはパイナップル、カレー、グラタン。
各地をお散歩中に見つけたおいしいものや、魅惑のお取り寄せグルメやギフトをはじめ、キッチンに立つのが楽しくなるアイテムについても発信していきます。