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お茶屋の作ったスープで食卓に彩りを!
日本茶の歴史は深く長く、その優れた効能も語られてきました。
現在では科学的に分析され、優れた効能が次々と紹介されていますね。
一方で、急須に入れた茶を湯呑に注ぎ、ゆっくりと味わう昔ながらの慣習が減りつつあるのは残念です。お茶は日々の暮らしに潤いをもたらす大切な要素ですから。
お茶どころ静岡で、ちょっとユニークなお茶製品を見つけました!
お茶のスープ⁉ そう、お茶のポタージュ‼ 丸福製茶の「ポチャージュ」です。
お茶と野菜のコラボレーションで生まれた「抹茶ととうもろこし」「静岡茶とじゃがいも」「ほうじ茶とキノコ」の3種類のポタージュがあります。
飲み比べに嬉しい3種類のポチャージュが小袋になったもの。お好みの味が見つかる。
一杯分ずつパーッケージングされた商品もあります。軽く薄くかさ張らず、バッグに入れ携帯にも便利です。お湯さえあれば、どこでも飲める手軽さも嬉しい、おいしいユニークなスープなのです。
種類別のリング付き。アクセサリー感覚でカップハンドルやお椀の縁に引っ掛けると可愛い。
お茶と野菜のスープなんて、想像できない? 馴染み深いいつものポタージュとは一味違い、ヘルシー感もありますよ。是非一度お試しあれ。
例えば朝の一番忙しい時には、ご飯と、またはパンと、ポチャージュで!
食事にスープを加えたいときにもすぐ用意できて助かります。
まずは、3種が1パックずつ入ったものがお勧めです。それぞれの個性を試して、好みの味を見つけて下さい。
私が飲んでみた感想を紹介しましょう。
まず、「ほうじ茶とキノコのポタージュ」。
飲んでみるとほうじ茶の香ばしさとほろ苦さがしっかりと感じられるので、バターやチーズ、ベーコンなど、コクの強い味と油脂との相性が良いと思います。
朝のスープとして、ピザトーストやベーコンエッグと合わせれば、しっかりとエネルギーチャージ!シャッキッとした気分で一日がスタートできそうです。
きのこのソテーを加えたり、クリームを一垂らししたりすれば、リッチな大人フレンチスタイルのポタージュも出来上がります。
ほろ苦いほうじ茶の香りには、グリーンサラダ、シュリンプスパイシーマヨネーズ和えと合わせてみました。夕食にも活躍しそう。
次に「抹茶ととうもろこしのポタージュ」は、とうもろこしの甘味と抹茶の苦みがうまく融合しています。グリーンのキレイな色も魅力です。好みで蒸しとうもろこしを加えると、触感も楽しめ、贅沢感が加わります。茶葉を粉末にした抹茶入りなので、茶の栄養をそのまま取り入れられます。
抹茶の鮮やかなグリーンがきれいです。とうもろこしの甘味はビーフカツと一緒に。長尾典子オリジナル食器に盛り付けました。
最後に、「静岡茶とじゃがいものポタージュ」は、じゃがいもの味がまろやかさを出して、バランス感のあるやさしい味になっています。何にでも合わせやすく、ご飯、和食との相性も良いです。
雑穀ごはんと明太子の海苔巻きおにぎりと。ご飯にも合います。スープの器は長尾典子オリジナル小吸物椀。
どのポチャージュも熱くても冷たくてもおいしく味わえます。
冷たいスープは、少なめのお湯で溶き、氷を入れた器に注げば、すぐに出来上がりです。
冷たく、熱く、どちらもOK。 器を変えると食卓にも彩りが…
スープに日本茶とは、和魂洋才、ちょっと新しくてヘルシーです。
おみやげにも喜ばれます。
皆さんのアイデアで、いろいろとアレンジもしてみて下さい。
※掲載情報は 2020/09/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ライフスタイルデザイナー
長尾典子
日本伝統の知恵と美を取り入れた現代の食と暮らし方”Nippon Stylish Life”を提唱。
西宮市内のサロンと各地で、テーブルコーディネート・料理・英語・食文化をテーマに幅広く活動中。
季節開催「Japan Cool Seminar in Tokyo」では伝統美味食をテーマに、レストラン・料亭を会場に、その日だけのオリジナル料理を味わい学ぶ講座。
旅館・ホテルの食空間提案、英語による和食文化、テーブルコーディネートセミナー、オリジナル食器デザイン販売も手掛ける。
著書『12か月のLifestyle Book 食卓からしあわせは始まる』エピック
『和食の力に魅せられて 伝統美味食の世界』エピック
食卓文化研究家、食空間コーディネート資格認定講師、卓育インストラクター、カラーコーディネーター、英語講師。
食空間コーディネート協会理事
京都文教短期大学、大阪夕陽丘短期大学非常勤講師。
奈良女子大大学院生活環境修士。現在、現在、龍谷大学博士後期課程。
mail:nagao@a-de-v.com