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材料すべてに必勝の願いを込めた、食べるお守り「勝最中」!
受験シーズン本番を迎え、気が引き締まる思いで過ごされている方も多いですよね。
今回ご紹介するのは、受験生はもちろん、ここぞ!という時の必勝祈願におすすめの一品。
その名も「かならずや 勝最中(かつもなか)」です。
実は、この『かならずや』は、東京・大田区、長原にお店とアトリエを構える話題の創作和菓子店『wagashi asobi』から生まれた新たなブランド。
『wagashi asobi』さんといえば、お店の看板商品でもある“ドライフルーツの羊羹”が大人気で、気鋭の和菓子店というイメージなのですが、『かならずや』が手がけるのは、それとは一線を画す、和菓子の定番ともいえる“最中”をシンプルに丁寧に作り上げた商品です。
パッケージも然り。毛筆でシンプルに書かれた文字には、朴訥とした中に熱い思いが感じられます。なんだかお守りみたいで、心惹かれるパッケージ。
しかし、この『勝最中』、シンプルな最中というだけではありません!
ちいさな丸いひとつの最中に、たくさんの願い・思いが込められた、かなり縁起の良い和菓子なんです。
まずは、この美しいまん丸の形。もともと、“最中”は“満月”のことを指すそう。“満ちる月=ツキが満ちて溢れ出す" という、おめでたい意味を込めて、満月のように艶やかで美しい丸い皮で包んだそうです。
そんな、願掛けへのこだわりは素材の一つひとつにも。
中の餡には、“十勝小豆”を使用。小豆は邪気を祓うと云われますが、さらに、“十勝のこしあん” ということで、“勝ちこし”の願いを込めて。
砂糖は甜菜糖100%で、こちらも“百点満点、天才糖!”と、語呂をあわせて願掛けを。
さらには、まん丸の最中の皮。皮には、“新大正もち米”が使われているのですが、このもち米は、“真の大将”とも呼ばれるそうで、ここにも“大勝、大賞 ”の意味を掛けて、すべての素材に余すことなく願掛けをした、こだわりの最中なんです!
もうこれは本当に、願いが叶わないわけがない!!と思えるほど。わたし的には、“食べるお守り”といって過言ではない!と思っています。
そしてもちろん、お味も絶品!
ご主人に伺ったところ、「どうしても、願掛けの思いを込めた最中を作りたい!」ということで、まずは素材から決めたそう。そこから、それぞれの素材の美味しさを最大限に引き出して最中としてまとめ上げるために、試行錯誤を繰り返したそうです。
甜菜糖100%でもコクのある甘みをだし、十勝小豆の風味をいかした餡と、それに合う新大正もち米の皮の食感などなど…、素材と向きあい、丁寧に作り上げたこだわりのひと品。
箱を開けた瞬間に、ふわりと香ばしい皮の香りが漂います。もち米使用の皮は、パリッと心地よい歯触りとほど良いもちっと感。中の餡は、しっかりと甘みとコクがありながらも、しつこさがなく上品な味わいです。ホント、美味しい!
日本茶、抹茶にも、コーヒーにもよく合う、お持たせにもぴったりの最中です。
これからの年始のご挨拶や、受験の合格祈願に、また、スポーツなど勝負の時のお土産にも喜ばれそうです。2020年、東京オリンピックの観戦のお供にも良さそうですね!
こちらの商品は、当日の販売数に限りがあるそうなので、事前にお店にお問い合わせや予約などをされるのがおすすめですよ。
『かならずや 勝最中』で、新たな年も、必ずや勝利と幸せが訪れるはず!
ぜひ、皆さんで楽しく味わっていただきたい逸品です!
※掲載情報は 2019/12/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーアナウンサー、ごはんソムリエ
天谷ゆか
福井県生まれ。福井放送(株)元アナウンサー。現在はフリーアナウンサー、ナレーターとして活動中。
着物の楽しさと、オーガニックコットンの心地よさや大切さを伝えるため、オーガニックコットンの木綿着物ブランド「るるん」立ち上げ、デザイン、プロデュースを手掛ける。
「食」への関心も高く、NPO法人 青果物健康推進協会所属の「ベジフルティーチャー」として、食生活の向上や食育、農業支援の活動にも積極的に参加。さらに、「ごはんソムリエ」の資格を取得。ごはんを中心とした和食の良さを伝えている。
趣味は、茶道、書道(四段)、ごはんの食べくらべ、日本酒、断捨離。