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日本でもアイリッシュバーをよく見かけますが、アイルランド人はお酒を飲みながらみんなでわいわいするのが大好きなのです。アイルランドでバーに入ると、誰でも仲良くなってしまうというほど。 そんな陽気なアイルランドで一番盛り上がるお祭り「セント・パトリックス・デー」が今年も日本にやってきます!
ナショナルカラーは「緑」の国
アイルランドってどんな国?と思われる人もいるかもしれませんが、アイルランドは、北大西洋のアイルランド島にある立憲共和制国家です。北東に英国北アイルランドと接し、首都はアイルランド島中東部の都市ダブリンです。ヨーロッパの観光地の中でも、人気が高いアイルランドには「ガリバー旅行記」の著者ジョナサン・スウィフトも司祭を勤めたセント・パトリック大聖堂や国宝のトリニティカレッジなど名所が沢山あります。
アイルランドは緑が美しい島で、国花は「シャムロック」(クローバー)、緑は国を象徴するカラーです。3月に行われる「セント・パトリックス・デー」も皆さん緑色のものを身に着けてお祭りに望むのです。
セント・パトリックス・デーとは?
セント・パトリックは5世紀頃、アイルランドにカトリックを布教した司祭の名前です。彼は長年、アイルランドで根付いてきた自然信仰とカトリックを共存する形で平和的に広めていきました。アイルランドには蛇がいませんが、これは聖パトリックが布教中に蛇を追い払ったためとされています。1500年たった今でも聖パトリックはアイルランドの人々に親しみ続けられているのです。
パレードの後はパブで
アイルランドでは、この日のメインイベントであるパレードでは、マーチングバンドからユニークな衣装を纏ったダンサーまでさまざまな行進を楽しむ事ができます。パレードの後は、皆さんパブに繰り出しみんなでお酒を楽しむのです。
世界中で祝われるセント・パトリックス・デー
このアイルランド最大のお祭りの日、アイルランドでは、観光名所トリニティーカレッジやセント・パトリック大聖堂が緑色にライトアップされ、様々なイベントがアイルランド中で催されます。
アイルランド移民が多く住むアメリカの都市では毎年、3月17日に盛大なパレードが行われます。シカゴでは、大量の緑の野菜染色を川に流し、シカゴリバーが緑色に染まります。ニューヨークでも、「エンパイヤステートビル」が、オーストラリアでは「オペラハウス」の照明が緑色となります。
日本にもやってくるアイルランド最大のお祭り
日本も例外ではありません!今年は、日本全国の12都市で、セント・パトリックス・デーのパレードが開催されます。セント・パトリックス・デーを祝って3月14日から世界各地の著名な建物や場所を緑色にライトアップする「グリーニング」の一環として、名古屋市では名古屋テレビ塔が緑色にライトアップされます。伊勢神宮の大鳥居と、松江のカラコロ工房でも、緑色のライトアップが実施されます。
代々木でアイルランドを体感しよう!
セント・パトリックス・デーを身近に感じる事ができるイベントとしては、3月15日(日)に第2回目となる「アイ・ラブ・アイルランド・フェスティバル2015」が東京の代々木公園で、パレードが表参道で開催されます。
◆フェスティバル詳細
【開催日時】3 月 15 日 ( 日 )10:00~18:00
【会場】東京 / 代々木公園 イベント広場&表参道
【主催】アイラブアイルランド・フェスティバル 2015 実行委員会、 在日アイルランド商工会議所
【ウェブサイト】www.iloveireland.net
◆パレード詳細
【開催日時】3 月 15 日 ( 日 )13:00~15:00
【会場】東京 / 原宿表参道
【主催】アイリッシュ・ネットワーク・ジャパン、セントパトリックスデーパレード東京 2015 実行委員会
【ウェブサイト】www.inj.or.j
アイルランドの食を堪能できる1日
昨年はなんと6万人の人々が集まったというこのフェスティバル。アイルランドの伝統料理からドリンクはもちろんの事、アイルランド伝統音楽までさまざまなアイルランドに触れる事ができます。是非、3月15日(日)に代々木公園で開催されるフェスティバル&パレードに出かけてみてくださいね。
※掲載情報は 2015/02/25 時点のものとなります。
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