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今回の試食会でも様々な食材が使われていましたが、既にお店で使用していたり食べていた食材も多くありました。中でも加賀野菜は“いしかわ食の親善大使”を委嘱される前から使っており、四季に合わせて石川の農家さんから取り寄せていました。
今回は、試食会の三品目「炙りとり貝 五郎金時とともに 檸檬・奥能登塩田村の揚げ浜塩にて」でも使われていた「五郎島金時」をご紹介いたします。
加賀野菜とは、石川県金沢市で主として生産されていて、金沢市農産物ブランド協会が加賀野菜と認定した野菜です。石川県金沢市の五郎島、粟ヶ崎地区や内灘砂丘で主に生産されているさつまいもで、糖質が高く、他のさつまいもに比べてもホクホク感が強いのが特徴なのだそうです。甘味も強く、焼いても蒸しても美味しいので、料理でも使いがっての良さが魅力です。
試食会では、「炙りとり貝 五郎島金時とともに 檸檬・奥能登塩田村の揚げ浜塩にて」で使用されており、甘みや食感を活かした形で味わうことができました。甘くホクホクとした食感で、「五郎島金時」の魅力を存分に感じることができました。
料理ではもちろん、お菓子などにも使用されているので「五郎島金時」の美味しさを感じてみてほしいですね。
※掲載情報は 2019/07/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
レストラン モナリザ オーナーシェフ
河野透
1957年、宮崎県出身。調理師専門学校を卒業後、「精養軒」などで経験を積み25歳で渡仏し約8年間に渡ってキャリアを重ねる。帰国後は恵比寿「タイユヴァン・ロビュション」の総料理長を3年間に渡って勤め、1997年には恵比寿に「レストラン モナリザ」をオープン。オーナーシェフとして腕を振るう一方、書籍や講演会など幅広い活動を行っている。また、出身である宮崎県の食材も積極的に使用し、食材普及の活動にも積極的に取り組んでいる。