500年前から続く伝統的な製法から生まれた「奥能登塩田村の揚げ浜塩」

500年前から続く伝統的な製法から生まれた「奥能登塩田村の揚げ浜塩」

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以前紹介した加賀野菜の「五郎島金時」と同じ三品目「炙りとり貝 五郎金時とともに 檸檬・奥能登塩田村の揚げ浜塩にて」でも使われていたのが、「奥能登塩田村の揚げ浜塩」です。

500年前から続く伝統的な製法から生まれた「奥能登塩田村の揚げ浜塩」

料理にとってなくてはならない調味料の一つ、塩。今までも様々な塩を使用してきましたが、料理や食材などによって使い分けてきました。精製される地域によっても味や食感なども異なってきますので、とても奥が深い調味料ではないかと思っております。

 

「奥能登塩田村の揚げ浜塩」は、能登半島に残る日本唯一の「揚げ浜式製法」で製造された塩で、500年前から続く伝統的な製法として重要無形民俗文化財に指定されているそうです。

 

うま味が自慢の塩田村のベーシックなお塩です。約600リットルの海水から、120kgしか塩ができないそうで、貴重性の高さもあります。塩辛さが少なく、甘みもしっかり感じることができます。

 

食材や素材の美味しさを引き出す「奥能登塩田村の揚げ浜塩」、一度料理でも使用して手みたいですね。

※掲載情報は 2019/07/22 時点のものとなります。

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キュレーター情報

河野透

レストラン モナリザ オーナーシェフ

河野透

1957年、宮崎県出身。調理師専門学校を卒業後、「精養軒」などで経験を積み25歳で渡仏し約8年間に渡ってキャリアを重ねる。帰国後は恵比寿「タイユヴァン・ロビュション」の総料理長を3年間に渡って勤め、1997年には恵比寿に「レストラン モナリザ」をオープン。オーナーシェフとして腕を振るう一方、書籍や講演会など幅広い活動を行っている。また、出身である宮崎県の食材も積極的に使用し、食材普及の活動にも積極的に取り組んでいる。

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