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独特の酸味はマイルドで、普通のヨーグルとよりも食べやすさがあるヨーグルト
自然が身近にある環境で住んでいるので、休みやちょっとした時間が空くと子供を連れて出かけることも多いです。いくつかご紹介をしたい場所はありますが、夏に長野県に涼みに来る方にもぴったりな場所で食べられる商品を紹介いたします。
私のお店がある塩尻市から車で1時間ちょっとで行ける、木曽郡木曽町にある『開田高原アイスクリーム工房』のアイスクリームやソフトクリーム、ヨーグルトです。
アイスクリームやソフトクリームに使われている牛乳や卵、ブルーベリーやとうもろこしなど、地元の生産者の方が育てたものを使用されており、どれも他では味わえない美味しさです。また、ヨーグルトも同様にこだわっていますが、ここでしか製造をされていないお気に入りが、今回紹介をしたい「SNKY」です。
「SNKY」は、木曽の伝統食である「すんき漬」の植物性乳酸菌を使った、日本初のスンキ菌ヨーグルトです。「すんき漬」は、子供の頃から食べてきた赤カブの葉の漬物で、塩を使わず乳酸菌発酵だけで赤カブを保存している、とても珍しい漬物です。地元では「すんきそば」が有名です。
その「すんき漬」の植物性乳酸菌を使ったヨーグルトは、漬物独特の酸味はなくマイルドで、普通のヨーグルとよりも食べやすさがあります。そのため子供も好きで食べています。ハードタイプ、ドリンクタイプが用意されており、少量タイプもあります。
6年もの研究や開発を経て生まれた「スンキ菌(T998/e102)」、ヨーグルトやドリンクでぜひ、味わってみてください。また、美味しく身体にも嬉しい要素を取り入れてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2019/07/05 時点のものとなります。
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キュレーター情報
洋菓子のシャルム オーナー
松永ひろみ
長野県出身。
地元に根付いた洋菓子店を経営する父の作る素朴な焼菓子が大好きで、自分も食にかかわる仕事がしたいと地元調理学校へ入学。その後、東京の大学へ進学。都内の洗練されたお菓子を見るうちに、自分もそんなお菓子が作りたいと思うようになる。
エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)に入学し、フランス菓子の魅力にとりつかれる。同フランス校在学中に『パティスリーランペリアル(Patisserie l'impérial LAVAL)』にて研修。
帰国後、父の経営する『洋菓子のシャルム』のチーフとなり、今はオーナーとして地元素材を中心としたお菓子作りに取り組んでいる。
現在は、出産育児中につき限定商品のみ製造販売中。