記事詳細
沖縄グルメの中でも沖縄そばは特に大評判
東京からでも飛行機で約2時間半で着いてしまう、南国のリゾート地、沖縄。那覇空港に降り立っただけでもうワクワクしてしまうほど、僕にとっては魅惑の地です。いつも東京在住だからか青い海や空を見るだけで、嬉しくなります。いえ、雨でも沖縄にいるだけで嬉しいというのが本音。そんな沖縄にも素晴らしいグルメはたくさんあります。麺料理だと、いわゆる沖縄そばが超有名ですね。県内に提供店は約900軒あると言われています。有名店も数多くありますが、僕のお気に入りは『御殿山』(うどぅんやま)。本店は沖縄都市モノレール(ゆいレール)の終点、首里駅から徒歩約15分の石嶺町というところにあります。10月にはゆいレールが伸びて、近くに石嶺駅ができるのでさらに便利になりそう。
まさに自宅に居ながら沖縄を感じることができる味
坂を上った自然豊かな地にある築150年くらいの古民家を利用した1軒なので、沖縄の親戚の家で味わっているような、和めるというか不思議な感覚があります。そのためいつも大盛況。全国各地からファンが訪れます。その味がお土産でもいただけるのが、こちらのセット。沖縄そばの麺って昔はがじゅまるなどの木の灰を水に浸した上澄み液を小麦粉と水に混ぜ合わせて作っていましたが、最近ではかんすい使用が殆ど。この商品ももちろんかんすいですが、やはり啜ると沖縄そば独特のつるり&もぐもぐっとした食感が楽しめます。かつおや昆布で採ったつゆもしっかりとした風味でGOOD。そして凄いのは、きちんと三枚肉&軟骨ソーキもレトルトパックでついていること。しかも紅生姜&コーレーグースまで添付されています!まさに自宅で沖縄を感じることができる沖縄そばセットです!
※掲載情報は 2019/06/21 時点のものとなります。
- 2
キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。