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ケベック産ピュアメープルシロップとライウイスキーとの出合い
(撮影:中村ノルム)
普段から仕事でカナダと日本を往復していますが、6年前よりカナダで日本の伝統音楽の魅力をご紹介しようと、和楽器コンサートツアーを企画させて頂いております。今年は津軽三味線と和太鼓のミュージシャン、それにコンサートスタッフを連れてバンクーバーへ行ってきました。
海と山が美しくモダンな街並みのバンクーバーには、町中に日本から贈答された桜の木があり、私達が訪れた4月上旬は桜が満開でした。
今回ご紹介したいのは、カナダの名産「メープルシロップ」を使ったお酒です。ツアー最終日の打ち上げの時に初めて飲んだのですが、メンバー全員が感動するおいしさでした!
そのお酒が『Sortilege』のメープルシロップ・カナディアンウイスキー。
バンクーバー市内ロブソン通りに位置する、ザ リステル ホテル バンクーバー(https://www.thelistelhotel.com/)。そのホテル内にあるバー「Timber(ティンバー)」で勧めていただいたのが、メープルシロップを使ったウイスキー。
ほんのり甘口で、口あたりがとても優しく、上品なメープルの風味とウイスキーのマッチングはとても贅沢な気分になるお酒です。
最初はロックで、2杯目はソーダ割りにしていただきました。少しづつ、ずっと飲んでいたいと思うおいしさ!アイスクリームに掛けても美味しいそうですが、ちょっともったいない気がしてしまいます(笑)。
ウィスキーが苦手な方でも飲みやすく、香りや味わいを十分に楽しめると思います。こちらのバーでは、カナディアンビールも多く揃っています。
なお、ゆっくりお食事をするのなら、ホテル内の「Forage (フォレッジ)」でバンクーバー産の新鮮な食材を使用したお料理を味わってみてはいかがでしょうか?有機野菜はもちろん、バイソンが絶品です。
ツアー中は、心温かいバンクーバーの皆さんに私達の音楽を喜んでいただき、音楽を通じて人と人が繋がる感動を味わい、おいしいお酒と食事がある場所で人が集まり交流する素敵な時間も過ごさせていただきました。
バンクーバーの美しい街並みとともに、私達の心に深く刻まれています。
※掲載情報は 2019/06/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
客室乗務員・天然酵母パン講師
沖朋奈
外資系航空会社のキャビンアテンダントとして世界中を飛び回っています。カナダに16年間在住していたころに出会った天然酵母パンがきっかけでパン作りに目覚め、日本でパン教室に通いながらパンの研究を経て、2006年にはバンクーバーで唯一のホシノ天然酵母を使うパン教室を始めました。2013年に日本に帰国し、家庭用オーブンでも焼ける天然酵母パン作りを研究。フライトで行った外国で、パンの食べ歩きをしながら独自のレシピを開発。米麹の酵母とシンプルな材料を使った風味の良いふっくらもちもちパンは、大切な人や家族に「美味しい!」と喜ばれ、それが嬉しくて、独自で開発したパン作りを人に伝えようと、2016年より都内の自宅にて「気まぐれ天然酵母パン教室」を始めました。月に一回、畑へ通い有機野菜を収穫して、簡単なサラダやスープを作り教室の試食タイムに提供しています。味の濃いお野菜はエネルギーがいっぱいで野菜のパワーを感じます。普段の慌ただしい生活から離れて、楽しく笑っておしゃべりして、体にいいものを食べて、和気あいあいとした雰囲気の空間で、皆さんが癒されて楽しんでくれたら幸せです。