こんなジュース、他にありません!宇和島の果実そのまま“ブラッドオレンジジュース”

こんなジュース、他にありません!宇和島の果実そのまま“ブラッドオレンジジュース”

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いつまでも続く“香り”の余韻。赤が際立つ鮮やかな1杯

こんなジュース、他にありません!宇和島の果実そのまま“ブラッドオレンジジュース”

以前ippin記事(https://ippin.gnavi.co.jp/article-13276/)でもご紹介させていただいた愛媛県宇和島産の「ブラッドオレンジ」。生産者の児玉恵さんが大切に育てた「モロ」と「タロッコ」という2種類のブラッドオレンジを使った貴重なジュースを今回ご紹介させて頂きます。

こんなジュース、他にありません!宇和島の果実そのまま“ブラッドオレンジジュース”

(写真はタロッコジュース)

 

“ジュース”というと、いつでも手に入るものと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、こちらのジュースは収穫されたばかりのブラッドオレンジを新鮮なまま手作業で搾られ、濃縮加工せずにそのままストレート果汁として販売されています。そのため数に限りもあり、旬なタイミングでしか手に入りません。

 

熱を加えられ水分を蒸発させて輸入される濃縮還元のブラッドオレンジジュースの賞味期限が5年とされるのに対して、児玉さんのジュースは4~5カ月の間に飲んでいただくのが理想だそう。何も加えられず、ブラッドオレンジの味わいをそのまま味わえるとても貴重なジュースです。

こんなジュース、他にありません!宇和島の果実そのまま“ブラッドオレンジジュース”

ジュースに搾られる過程で熱による品質の変化がないので、果実の持つ栄養はもちろん、果実そのものの香り、味わいが楽しめます。例えば、同じ時期に出荷されるジュースでも、ブラッドオレンジが育った環境で味わいに違いがでるそうです。海に向かった斜面で太陽をいっぱい浴びたオレンジは甘さも濃厚。一方で酸味がしっかりとした果実もあったりと、オレンジごとの味わいで変化するので、毎年のいただくのが楽しみになります。

 

ストレートだから分かる自然の力がたっぷりつまった味わい

こんなジュース、他にありません!宇和島の果実そのまま“ブラッドオレンジジュース”

真紅の色が特徴の「モロ」の収穫時期は1月下旬から2月上旬。ジュースの味わいは酸味も効いてシャープな印象です。一方、3月下旬から4月上旬に収穫される「タロッコ」は濃いピンク色のジュースになります。甘さが濃厚で、酸味とのバランスが整っています。両方のジュースを飲み比べるのも、楽しいですよ。

 

児玉さんによると、日本の方は「甘い」だけのジュースを好まないそうで、ただ甘いだけではない酸味もしっかりと感じられ、コクのあるバランスのとれた味わいが人気だそうです。
さらに驚くのが、その香りです。青果で注文した時は、箱を開ける前からその爽やかな香りに圧倒されますが、ジュースになった状態でも、ごくんと飲み込んだ瞬間に鼻に抜ける香りがいつまでも残るようです。

 

見た目の美しさはもちろん、その味わいは誰でも感動すること間違いなしの高い品質。その秘密を児玉さんに伺ったのですが、そのこだわりにさらに驚いてしまいました。

 

一般的にはジュース加工に使われる果実は“はねもの”といって、そのまま青果として出荷できない傷のついた果実などを使用します。ところが、児玉さんはその“はねもの”を一切使用しません。青果としても出荷できる最高の状態の果実だけを使って、このストレートジュースを作っているそうです。

こんなジュース、他にありません!宇和島の果実そのまま“ブラッドオレンジジュース”

なんて貴重なジュース!だから、こんなに美味しいんです。児玉さんのブラッドオレンジにかける情熱に胸が熱くなります。実は、昨年7月に豪雨に見舞われ甚大な被害が出た愛媛県宇和島。児玉さんの農園も例外ではありませんでした。だからこそ、今年のブラッドオレンジは収穫することができるのか心配でもありました。でも、この美味しいブラッドオレンジジュースを今年も飲むことができました。もちろん被害にあった果樹もあったそうですが、ここまで美味しいブラッドオレンジを育てられた児玉さんのご苦労がどれほどだったのかと想像すると本当に頭が下がります。

 

ぜひ、皆さんにもこの爽やかな美味しいブラッドオレンジジュースを飲んでいただき、一緒に感動を分かち合えればと思います。生産量には限りがありますので、お早めにお問合せいただくことをおすすめいたします。
これだけ貴重な国産のブラッドオレンジのストレートジュースにしては、お値段はお手頃に思います。贈り物にも喜ばれること間違いなし!です。

ブラッドオレンジジュース(ストレート)

販売者:児玉 恵 愛媛県宇和島市吉田町立間2‐396 FAX:0895‐52‐0851

※掲載情報は 2019/05/17 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋典子

おから料理研究家

高橋典子

料理研究家・おから料理研究家/NONNON cooking salon主宰/NIPPONおからプロジェクト代表

慶応義塾大学法学部法律学科卒業後、金融機関で約6年間の勤務。ロンドンとニューヨークでの約3年間の在住中、新しい食材や各国料理に出会い食文化の違い、食の安全の大切さ、日本の食材の素晴らしさを感じたことが「食」の仕事へ進むきっかけとなる。

帰国後、集英社・料理月刊誌「TANTO」のホームシェフとして選出され、レシピ提供など誌面で活躍。豆富にとうさんのおからと出会い、おからをライフワークにすることと決める。
2002年から自宅で料理教室「NONNON cooking salon」を開始。
2010年5月、初の著書「おから、豆腐、豆乳、野菜のお菓子」(文化出版局刊、第3刷)を出版。
2015年の「これがおから?なDailyレシピ」(文化出版局刊)出版をきっかけに、「NONNONおから普及プロジェクト」(2017年「NIPPONおからプロジェクト」に名称変更)を立ち上げ、おからの新しいイメージを作り、日常の食卓で多くの人におからを活用してもらえるような普及活動を幅広く行っている。

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