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世界四大スピリッツにエントリーのジン、ウオッカ
ショットグラスに炭酸とスピリッツ入れて飲みほし、壁にグラスを叩きつけて割る「ショットガン」は有名ですが、中でも人気の世界四大スピリッツはジン、ウオッカ、ラム、テキーラだということをご存じですか?
中でも見分けのつき難いジンやウオッカ、あなたはちゃんと説明できますか?そこで今回は、人気の2酒の違いと、中でも注目度が高いクラフトジンの5酒をご紹介します。
原酒を再蒸留するジンと炭で濾過するウォッカ
どちらもトウモロコシや大麦などの穀物を原料とした蒸留酒ですが、製法が異なります。
ジンは原酒をジュニパーベリーなどの薬草成分を加えて再蒸留したもの。ウォッカは原酒を白樺の炭で濾過したものです。ジンは香りが良く爽快感があるのが特徴で、トニックなどのソーダとよく合います。一方、ウォッカは雑味を取り除いているので、クセが少なくまろやかな味わいが特徴。オレンジジュースや柑橘系と特に相性が合います。
ちなみに竜舌蘭(りゅうぜつらん)と言う植物を、ラムはサトウキビを原料としています。ジンやウォッカとは、原材料も製法も全く異なるスピリッツなのです。
1:針葉樹・高野槙(コウヤマキ)の豊かな香り。和歌山の自然が生み出すクラフトジン「槙-KOZUE-」
和歌山県にある、日本酒や梅酒などを製造する『中野BC株式会社』のクラフトジン「槙-KOZUE-」。松のような香りのジュニパーベリーに高野槙(コウヤマキ)という針葉樹を使用した、森林のような香りが特徴。その他、温州みかんの皮やレモンの皮、山椒の種など和歌山県産の素材を組み合わせ、爽やかで口当たりの良さと深い味わいがあります。高野槙を使ったクラフトジンは世界初。和歌山県ならではの自然を感じるクラフトジンです。
ブランド名:中野BC株式会社
商品名:クラフトジン「 槙‐KOZUE‐」
2:名水・宗祇水を使ったクラフトジン。岐阜の山奥『辰巳蒸留所』の独創性あふれる「アルケミエ」
岐阜県の中部に位置する郡上市の湧水は、宗祇水と言われ日本名水百選の第一号に認定。その名水を使い、たった一人で独創的な蒸留酒を作っているのが『辰巳蒸留所』です。「アルケミエ」という名前で、様々な種類のジンを製造しています。みかんや柚子、苺など季節の素材を使用し、中にはわさびや金木犀の香りがするものも! そのときにしか味わえない貴重なクラフトジンです。現地まで足を運んでお気に入りを見つけてはいかがでしょう。
3:日本の美をジンで表現。イギリスと日本の融合が作り上げる京都の「季の美 京都ドライジン」
唐紙の文様で日本の四季を表現したシックなデザインの「季の美 京都ドライジン」。ジンの本場であるイギリス出身のデービッド・クロール氏が、京都初のジン専門『京都蒸留所』を誕生させました。お米のスピリッツに玉露、山椒、柚子など日本ならではのものを使用し、素材の特性に合わせて別々に蒸留後ブレンドする“雅”製法。ロンドンドライスタイルの中に和のフレーバーとアロマが溶け込んだ雅な世界を楽しめるクラフトジンです。
4:樽熟成でブランデーみたい!? 葡萄を原料としたスペイン発「サンタマニア ロンドンドライジン」
スペイン・マドリード発のクラフトジン「サンタマニア ロンドンドライジン」。通常ジンとは違い、葡萄を原料にしているのが特徴の一つです。その品種はワインでも有名なテンプラニーリョ種。ジュニパーベリーの他に、コリアンダー、ライム、ローズマリーなど12種類の素材を使用しています。ドライでありながら滑らかな味わい。樽熟成を行うことで、少し黄みがかった仕上がりになっています。チャレンジ精神あふれるジンを味わってみませんか。
5:ユニークで革新的なクラフトジン! ベルギー発の注目集める「ビショップス・ジン」
ベルギーで伝統的かつ独創的なスピリッツを作り続けている『ポネ・スピリッツ』。新作の「ビショップス・ジン」が注目を集めています。「ロンドン ドライ」は辛味のあるクレソンなど9種類の素材を使用。スパイシーな風味と花のような香りが特徴です。ユニークなのが「マーマレードジン」で、有機オレンジマーマレードの甘さと香りが印象的な味わい。その他「ベルギーチョコレートジン」と、ジンを飲まない方も飲んでみたいと思わせるラインナップです。
※掲載情報は 2019/04/09 時点のものとなります。
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