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チャンジャではじめて韓国を知る
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今、韓流の第三次ブームと言われている。
第1次は韓国ドラマ、映画、韓流スターに嵌ったおばさまからの韓流ブーム。
2次は東方神起、ビッグバンなどのKpopスター乱立からのライブブーム。20代から70代まで、年齢幅が広がって行った。
3次は、チーズタッカルビ、ホットック、コスメ、服、TWICE,など食や服のカワイイ文化を支える、10代〜20代。
ブームを越えて文化として入って来ているのが、今の韓流になっている。
ドラマブームから韓国スターへのインタビューなどしているうちに「韓国語で挨拶したら打ち解けやすくなってくれるのではないだろうか?」と
私がソウルに短期留学をしたのが2005年。もう14年も前になるのか……
その頃、韓国文化を学ぼうと新大久保(コリアタウン)に食事をしに行った。
一軒家の茶の間にいったような「松葉」というお店だった。
チジミ、マッコリ、キムチ、焼肉……どれも美味しくて、
ソウルで暮らしても食は合いそうだと思った。帰ろうとすると、お土産にと「チャンジャ」を持たせてくれた。チャンジャとは、新鮮な鱈の内蔵を唐辛子を使った液体につけた、塩辛だ。
鱈の内蔵なんてタラコくらいしか食べた事が無かったが、韓国ではこれを漬けて食べるのか!と関心した。
このチャンジャが辛いが、コリコリした感じがイカでも、アワビでもない始めての食感が脳にガツーンと来た。
磯の旨味を持ち、コリコリで、塩気と辛味が合わさると、ご飯にあう〜。なぜ、日本にはこれが無いのだろうか?と不思議に思った。
タラコをチャンジャと同じように漬けたら明太子が出来ると思う。
ここで、豆知識。
韓国語で鱈のことを「ミョンテ(明太)」。明太子は「ミョンテの子」だから明太子なのだ。
辛い鱈子が「明太子?」と小さい頃から不思議に思っていたけれど、
韓国語を勉強したら謎が解けたのでした。
ソウルの市場にはチャンジャが並んでいるのに、日本では滅多に見かけない。
そんな時、チャンジャ見つけたのが、これ。
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箱に3袋小分けにはいっていて、冷凍保存が出来る。
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食べるときは少し前に解凍。
プリップリのチャンジャ〜〜〜〜〜。
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噛むとコリコリし、反発する感じがチャンジャの醍醐味。
ご飯との相性が最高です!
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これがスーパーで日常的に買えるといいのですが。
小分けになっていて冷凍保存ができるのがうれしい。
輸入元さんに聞いたら「新鮮な鱈の内蔵が取れないと作れないから
いつでもあるわけではない。お待たせする事もある」と。
現に私もお願いしてから1ヶ月半待った。
鮮度とクォリティを厳選している証拠だろう。
韓国料理のパンチャン(おかず)が沢山でてくるが、最近チャンジャが出て来る食堂のが減っている。
お家でチャンジャが楽しむ方法みつけてにんまり。
皆さん、チャンジャとご飯を試してみてくださいね。
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錦南商事株式会社
山口県下関市東大和町1-10
※掲載情報は 2019/03/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
タレント・新潟食料農業大学客員教授
大桃美代子
地域活性イベントも各地で行ってきたタレントとして、ニュースをはじめ、料理、クイズ、バラエティ、情報番組と、幅広い分野で活躍。 韓流にはまり、韓国に語学留学をするほど韓国好き。訪問回数も非常に多く、映画・ドラマ・文化・観光名所だけでなくグルメからパワースポットまで幅広い韓国情報通。 「阪神・淡路大震災」は大阪滞在中に、「中越地震」を新潟県魚沼市の実家に帰省中に被災し、災害と復興について考えるきっかけに。風化させないことをテーマに情報発信や、復興の為の地域活性化にも携わる。雑穀エキスパート、ジュニア・野菜ソムリエ、おさかなマイスター・アドバイザーの資格を取得するなど食育や農業に関心が高く、地元の新潟にて古代米作りもする。『桃米』として販売中。 地域活性化に取り組む団体を支援するため全国地方新聞と共同通信が設けた『地域再生大賞』選考委員を務め、各地の取組みを視察。様々な地域での取組みを紹介する講演が好評を得ている。そのほか『リアル桃太郎電鉄』、『熊本ワイチャ会議』…など、地域活性イベントも各地で行ってきた。