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イタリア食材の二大巨塔!あらためておさらいしたい2つの食材
今回ご紹介するのは、イタリアの食材を代表する2つの逸品。「グラナ・パダーノPDO」と「パルマハムPDO」。どちらも自宅に常備しておくと、とっても便利。
かたまりで購入しても、しっかりと冷蔵保存すれば長い間たのしめ、ちょっとしたおもてなしやホームパーティにも大活躍。ガリガリと削りパルマハムを添え、ワインと一緒に楽しめば、もう気分はイタリア!
「グラナ・パダーノPDO」、「パルマハムPDO」とは
「グラナ・パダーノPDO」は、イタリアでも最も愛されているチーズのひとつで、「グラナ」は「粒状」「くだく」といった意味で、「パダーノ」は生産地域であるイタリア北部・パダーナ渓谷に因み名づけられたと言われています。構造はザラザラとした粒状、濃厚かつクリーミーでコクのある味わいは、幾世代にも渡りイタリア人をはじめ世界の美食家を魅了してきました。
PDOとは、EUの食料品の原産地名認定・保護のための制度で、伝統や地域に根ざした特有の食品などの品質認証のため1992年に制定、多様な農業生産を奨励し、原産地名称を誤用や盗用から保護し、消費者に正しい情報を提供することを目的としています。
「パルマハムPDO」は、その名のとおりイタリア・パルマ近郊の丘陵地で作られる世界に名高い熟成生ハムとして有名ですが、その全生産工程に共通する目標はただひとつ、できるだけ肉が甘くしなやかになるように天然の海塩を使って豚モモ肉を塩漬けし、熟成過程はハムの保存に必要な量の塩だけを吸収するように綿密にコントロール。熟成を終えるころには風味が凝縮され、肉はふんわり柔らかく、パルマハムPDO独特の芳香と風味が醸し出されます。
今年はさまざまなところで出会えるかも?
グラナ・パダーノチーズ保護協会(Consorzio per la tutela del Formaggio Grana Padano)およびパルマハム協会(Consorzio del Prosciutto di Parma)は、EU 協力のもと、日本のみなさんにもっと美味しく、楽しくこの両食材を食べてもらうべく共同キャンペーン「ヨーロッパから届く幸せ」を展開中とのこと。
スーパーや食材店で見かけたら、是非いちどはお試しあれ!
※掲載情報は 2019/03/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
PRコンサルタント
藤森もも子
「美・食・住」を軸に、心地よい暮らしに少しのスパイスとエッジの効いたエッセンス。フランスと日本という対極にある2か国に挟まれて、女性としての美しさ、幸せとは何かを模索中。美味しいもの、美しいもの、楽しいことが好き。パン屋の娘。ランニング、カメラ、車がライフワーク。