関牛乳を使用した、岐阜県関市のカスタードケーキ「関の月」

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刃物の町で有名な関市では超メジャーな、地元の「関牛乳」

関牛乳を使用した、岐阜県関市のカスタードケーキ「関の月」

岐阜県に関市という市があります。岐阜県のほぼ中央部で合併によりV字型地形をした市で、岐阜市に隣接しています。古くは濃州関所があり、そこから関という市名になったそう。人口は約87000人と、人口的にはそんなに大所帯という感じではないものの、貝印やフェザーの発祥地だったりして、全国的には「刃物の町」としても知られていたり。でも関市には乳業の会社もあるのです。それが関牛乳株式会社。創業は1938年(昭和13年)。観音前に吉田牧場を開業したのが始まりで、その後、関牛乳株式会社となりました。65度の低温度で、30分間殺菌するという低温殺菌という手法を用いた牛乳は、市内の給食や家庭でずっと親しまれています。

牛乳が一番の決め手。もっちり生地&優しいカスタードクリーム

関牛乳を使用した、岐阜県関市のカスタードケーキ「関の月」

その関牛乳を使用したカスタードケーキが「関の月」。こちらは高速道路のNEXCO中日本の関サービスエリア上り線で販売している商品で、地元の方々が手土産などによく使用しています。希少価値という点もさることながら、美味しいんです! 1箱に6個入っていて、いわゆる小ぶりなカスタードケーキなのですが、外側の生地が、本当にもっちりという表現がぴったり。もちろん焼き上げているので、ほんのりとした香ばしさも伝わってきます。小さいけれど、肉厚な生地は、しっとりとした食感と優しさを兼ね備えています。やはり関牛乳の美味しさが全体を包み込んでいるのでしょう。さらに、ちゅうおう部分にはふんわりとしたカスタードクリーム。これがまた、甘さ控えめというか、優しい甘さとなめらかさがピカイチ!ひとついただいた後に、もうひとつ、と手が伸びてしまう、思い出に残る後味の良さ。個人的には一度に3つくらい行けちゃうので、3箱くらい同時に購入したい気分です!

※掲載情報は 2019/03/11 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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