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滋見豊かなしじみエキスの旨みは、醤油やだし代わりに調味料として使うのもお勧めです
こんにちは。料理研究家／食のトータルデザイナーの小野孝予です。
前回は島根県の木次乳業「オールドゴーダチーズ」をテーマにお伝えしましたが、この度も島根県に行ったことがきっかけで知り合った一品をご紹介します。
島根からの帰路、出雲空港で出発便までの時間に売店であれこれお土産を探していたところ、「ご自由にどうぞ！」のポットに入っているしじみ汁を発見しました。島根県は宍道湖があって、日本最大級のしじみ産地ですよね。
試しに飲んだところ、濃厚なしじみの味がとても美味しくてビックリ！当然買って帰り、家で頻繁に使いました。だってお湯を注ぐだけで簡単に、美味しいしじみ汁が飲めるんですもの！
あっという間になくなってしまい販売元HPで探したところ、出雲空港で買ったものとは同一のものは通販サイトでは扱っていなくてがっかりでしたが、どうやらそれに似ていそうなものを見付けて取り寄せてみました。別の品だったのでちょっと心配しましたが、私が思っていた通りの美味しさで期待を裏切りませんでした。
それがこの「しじみでイイ感じ」です。
販売元の「お菓子の壽城」は、鳥取県の「寿製菓株式会社」が運営しているブランドです。元々お菓子を生産・販売している企業がしじみ汁エキスを作っている点も、何だか興味深くて惹かれます。
「しじみでイイ感じ」は、ひと瓶でしじみ汁40杯分の濃縮液です。小さじ2のエキスにお湯1カップ注ぐだけで、本格的な味のしじみ汁が飲めるのです。忙しい朝も良し！また、深夜小腹が空いた時にも、このしじみ汁なら罪悪感なく飲めるので大助かりです。
お野菜や豆腐を加えれば、お食事時には立派な汁物として活用出来ます。私はお野菜と残りご飯を加えて、おじやにするのも好きです。お味噌汁にはほんのちょっぴり垂らすと、風味が高まるんだそうですよ！
そしてだし巻き卵、冷や奴、お浸しには、お醤油代わりに使うとお料理の味わいに深みが出るそうです。だし代わりに使うとすると、炊き込みご飯、煮物、炒め物、麵料理にもお勧めだとか。色々試して、私自身のオリジナルな使い方も発見したいです。
しじみは古くから体に良いと言われています。特に肝機能をサポートする働きのオルニチンが豊富なので、深酒する人や二日酔いにお勧めなのは有名です。その他にもタンパク質、カルシウム、亜鉛、ビタミンB12などと言った栄養価も多いそうなので、美味しいしじみ汁を飲みながら元気でいたいですね！
※掲載情報は 2019/02/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家／チーズプロフェショナル
小野孝予
大手航空会社キャビンアテンダントとして12年程勤務し、その後は食の世界に転身。現在は家庭料理、チーズ＆ワインの教室を主宰すると共に、NPO法人チーズプロフェッショナル協会幹事を務める。外部セミナー講師、コラム執筆、レシピ考案、商品開発＆プロモーション、メディア出演。昨今はSDGsの食品ロス削減、エシカル消費、アップサイクルにも繋がるちょっと新しいチーズの楽しみ方「チーズアシェット(R)」を推進中。
著書「チーズ☆マジック おいしい、みんな大好き！ごちそう家ごはん」 (清流出版)
料理教室クオリア主宰 チーズ料理研究家 シュヴァリエ(フランスチーズ鑑評騎士の会) ソムリエ きき酒師
