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フォルタレサ蒸留所のスペシャルツアー(https://ippin.gnavi.co.jp/article-16213/)の後は、コフラディア蒸留所へ送迎車で移動。こちらには唯一、蒸留所内に宿泊施設「MATICES HOTEL DE BARRICAS」があります。知る人ぞ知るメキシコ国内はもちろんの事、南米やヨーロッパから観光客が訪れる穴場のホテルです。
各コテージは、番号ではなく名前が付けられていて、それぞれの部屋を見比べてみると壁紙やインテリアが異なります。基本的にはツインベッドルームで、空調、シャワー、テレビ付きでとても快適に過ごせます。また、アガベ畑の中にあり自然に囲まれているのでとても空気が澄んでいるのも特徴的。快眠できること間違いなしです。
フロントにあるお手洗いも、なんと樽の形をしています。
宿泊施設から少し歩くとレストランが併設されたお土産屋さんもあります。こちらの蒸留所で造るさまざまな種類のテキーラが試飲できるほか、他では販売されていないボトルや地元のアーティストが作るカトラリーも充実!
ちょうどお土産屋さんに並んでいたカトリーナのデザインがお洒落なテキーラはこの春日本でも発売が予定されています。
「La Taberna del Cofrade」(コフレードの居酒屋)と名づけられた地下の隠れ家のようなレストランはスペイン征服時代の居酒屋をイメージして作られたそうです。ハリスコ州をはじめ、テキーラを作る各州の郷土料理を楽しむことができます。
メキシコ料理の定番メニュー「セビーチェ」。さっぱりとした酸味がたまりません。
こちらは、豚肉の皮に米や野菜を詰めたプレート。甘辛いソースがとてもよく合います。
こちらの施設では、事前予約でキャンプファイヤーも可能です。時間制ではないので、のんびりとテキーラを飲みながら語らうこともできます。
次の朝は、開放感があるレストランスペースで朝食です。この場所は、死者の日を象徴するアイコンとして古くからメキシコ人に愛される「カトリーナ」がコンセプトとなっていて、いたるところに大小さまざまな「カトリーナ」が配置されています。
「MATICES HOTEL DE BARRICAS」の朝食はボリュームたっぷり。ほどよくスパイシーメキシコの朝食の定番チラキレスは食べ始めたら止まらなくなります!
ますます話題になる「MATICES HOTEL DE BARRICAS」では、お部屋を増築中です。ゆったりとした時間が流れるアガベ畑の澄んだ空気の中は、極限のリラクゼーションを与えてくれます。是非、メキシコを訪れた際は宿泊してみてください!
次回は、ホテルに隣接するコフラディア蒸留所でカサノブレツアーに参加しました!
※掲載情報は 2019/02/05 時点のものとなります。
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キュレーター情報
メキシコ合衆国大使館
北・中央アメリカに位置するメキシコは、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面していて、国土の3分の1は平均高度約1700mのメキシコ高原が占めています。古代にはマヤやアステカ文明で栄え、16世紀にはスペインによって支配されます。1810年まで続いた300年ものスペインによる長い統治にもかかわらず、7000年という歴史を持つメキシコ料理はその影響を最小限にとどめ、トウモロコシ、マメ、唐辛子をベース にした伝統料理をベースにした独自の食文化を守り続けてきました。その結果、2010年にメキシコ料理はユネスコ世 界無形文化遺産として登録されました。日本人に馴染みの深い「タコス」以外にも、さまざまな絶品料理がありますので本場メキシコ料理の魅力を発信していきます。