豆乳から作られたユニークなマヨネーズ「ほぼマヨ」

豆乳から作られたユニークなマヨネーズ「ほぼマヨ」

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コクのある味わいとリッチな食感。「えっ、これ本当に卵を使っていないの?」と疑いたくなるほどおいしい豆乳マヨネーズ、それが「喜多屋のほぼマヨ」、100%植物性のマヨネーズです。

 

 このレシピを開発した喜多屋のオーナー佐藤英之さんは、「週一回から始める“VEGEE”野菜生活”」をテーマに、動物性素材、化学調味料不使用、地元の野菜を活かした農産加工品、野菜をたっぷり食べるための植物性・無添加の調味料を作っています。

豆乳から作られたユニークなマヨネーズ「ほぼマヨ」

「ほぼマヨ」も素材にこだわり、豆乳の原料である大豆は九州産(主に福岡、大分、佐賀)の「ふくゆたか」種を採用。植物性マヨネーズはあっさりし過ぎる傾向にあるので、味噌を加えて味に奥行きを持たせ、さらにりんご酢と甜菜糖で、酸味と酸味を上品に整えました。通常マヨネーズの約70%を占める油を20%まで減らすことで、カロリーも大幅に低くなっていることも嬉しいポイントです。

 

 コクがあるのにさっぱりした「ほぼマヨ」は新鮮な野菜とよく合います。スティックサラダや茹でただけのブロッコリーやスナップエンドウにつけて召し上がってみてください。

 

 もうひとつ「ほぼマヨ」を使った佐藤さんのおすすめレシピは「白和え」。油揚げと玉ねぎ、しめじや椎茸などのきのこを粗く刻んで、ごま油で蒸し焼きにして塩、胡椒。熱々なうちに「ほぼマヨ」と和えるだけです。豆腐を水切りしたりすり鉢ですりつぶす手間もなく、簡単においしい白和えが完成。その他ほうれん草のおひたしの上にトッピングしたり、もはやマヨネーズを超えた、おいしい豆乳ペーストです。

豆乳から作られたユニークなマヨネーズ「ほぼマヨ」

もともと東京生まれ東京育ち、広告代理店に勤務されていた佐藤さんがお父様の故郷である大分県竹田市に移住して、近所の農家さんの仕事を手伝いながら気がついたことは、都会に暮らす人々の野菜不足と、規格外で廃棄されてしまう形が不揃いの野菜たちの存在でした。

豆乳から作られたユニークなマヨネーズ「ほぼマヨ」

そこで佐藤さんが手がけたのが、規格外野菜をたっぷり使った無添加ドレッシング「Kake Vegee」シリーズ、野菜をかけるように使うヘルシーでカラフルなドレッシング。ピーマンの緑、人参の黄色……白があってもいいじゃないかと思ってサウザンドレッシングをつくり、さらに改良を重ねて完成したのがこの「ほぼマヨ」なのだとか。

豆乳から作られたユニークなマヨネーズ「ほぼマヨ」

都会にいながら九州の大地の恵みを味わえる、さらに野菜を食べるのが楽しくなる「喜多屋のほぼマヨ」、一度使ったらきっと人に勧めたくなるでしょう。

※掲載情報は 2019/01/29 時点のものとなります。

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キュレーター情報

勅使河原加奈子

フードプランナー&フランス語通訳

勅使河原加奈子

東京都生まれ。学習院大学文学部フランス文学科卒。ワイン専門商社勤務後、フランス人シェフ招聘ビジネスに7年半関わり、2000年フードデザイン&イベントプランニングCREMA設立。フランス人シェフの招聘を続ける傍ら、ハチミツ専門店のMD企画、ホテル・レストランのオープン・リニューアルのアドバイス、洋菓子専門誌編集、フランスわさび栽培コーディネート、百貨店内フードショップMD企画、仏レストランブランドの商品開発のアドバイス、洋包丁輸出コーディネートなどを経て、食イベントの企画制作、レストランのHP制作、食の撮影コーディネート、イベントのPRコーディネートなど食全般の仕事に携わる。同時に料理・ワイン・製菓・製パンに特化したフランス語専門通訳者および翻訳家(翻訳本「ジョエル・ロブションのすべて」)としても活動。2011年秋以降、地方創生、地方食材のリサーチとフランス人シェフへの紹介、国内外での燗酒の普及にも携わる。

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