記事詳細
紹介している商品
金箔を知り尽くした企業だからこそ作成できた梅昆布茶
プライベートでくつろいでいる時やデスクワークの時などは、コーヒーや緑茶を飲みながらという事が多いです。リラックス効果もあるけれど、なんとなく常に飲料が身近にある日常ということも。でも、ちょっとした会議や、特別な時間を過ごしたい時には、ちょっと上質なお茶もGOOD。そんな雰囲気にぴったりの“逸品”に金沢で出会いました。さすが江戸時代、加賀百万石と言われた、小京都とも称される石川県金沢市です。いわゆる梅茶なんですが、格が違う。それが『箔座株式会社』の「金箔入り 花梅茶」です。金箔の歴史において実際に存在した金銀箔類の統制機関「箔座」に由来する企業名で、世界に誇る技を残しながら質の高い箔をつくり、日本の伝統文化に貢献できる箔のギルドの中心でありたい、という思いをこめて、金箔・銀箔など各種箔を活かした商品の開発と製造販売、コンサルティングやプロデュースをなさっています。
80度以上のお湯で、昆布と梅干しの風味も沸き立つ
そんな金箔を知り尽くした企業ゆえに開発できのが、この「金箔入り 花梅茶」。日本の味覚として昔から愛されている梅干しを凍結乾燥し、それに花あられと昆布を加え、金箔の彩りを添えた、味わいのあるお茶。実は、金は古くから和漢薬に取り入れられてきたほか、食用の彩りとして幅広く活かされてきたのだそう。いやぁ、なんともゴージャス。通常の緑茶を入れる時よりも10度以上高い、80度以上のお湯を注ぐと良いそう。そうすると、花あられとお茶の一体化が生まれ、さらに北海道産昆布や梅の、ほどよい風味も沸き立ちます。いわゆる昆布茶なので、和のお菓子が特に合いますね。おせんべいやあられも良いですが、お茶がやや塩分も感じるので、逆に甘めのおまんじゅうなども良いかも。
※掲載情報は 2019/01/23 時点のものとなります。
- 3
キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。