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製造に高い技術と経験を必要とするリーン生地のパン『紀ノ国屋』の「イギリスパン」。
私にとってイギリスパンといえば、『紀ノ国屋』の「イギリスパン」。30年以上前からのお気に入りです。
美味しいパン屋さんが増えた現在でも、独特の風味が何とも言えない「イギリスパン」は、沢山買って冷凍しておき、毎日トーストして楽しんでいるファンも多いそうです。
私は20代の頃、2年程ベーカリーでパン職人をしていました。
このイギリスパンやフランスパンなど、バターやクリームを配合しないパン生地をリーンな生地と呼びます。小麦粉や酵母の風味を味わうリーン生地のパンは、製造に高い技術と経験を必要としますが、『紀ノ国屋』の「イギリスパン」は、正に技術と経験の詰まった逸品です。
1958年に販売され、現在まで人気がるロングセラーにしてベストセラー商品だそうです。
チェコ産アロマホップを使用したホップ種ならではの、仄かな酸味が味わいを引き立て、毎日食べても飽きない主食としてのパンを楽しめます。
私がおススメする食べ方は、生食よりも、是非トーストして召し上がってみてください。さっくりとした歯触り、もっちりとした歯切れがたまりません。余計な味がしないパンなので、バターはもちろん様々なコンフィチュールとも相性が良いです。
毎日食べる食パンだからこそ、美味しいものを選んで食べたいですよね。
『紀ノ国屋』の「イギリスパン」、ぜひ一度食べてみてください。きっと気に入っていただけると思います。
※掲載情報は 2018/12/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ケンズカフェ東京 オーナーシェフ
氏家健治
1968年東京生まれ。
ホテルオークラ東京、赤坂アークヒルズクラブ、レストランマエストロ等、高級店で研鑽を重ね、調理および製菓・製パンの技術を体得する。
1998年、東京・新宿御苑前に「ケンズカフェ東京」を開店。
ファミリーマートのスイーツ監修をはじめ、ライセンスビジネスも世界展開する。
また経営者・起業家向けのビジネス講演会も日本全国で多数おこなっている。
著書に『余計なことはやめなさい!』(集英社)、『1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ』 (SB新書) などがある。