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すり身の美味しさがちゃんと分かる!優等生な“ぷちかま”
関西出身の私がときどき恋しくなるもの。それが“焼かまぼこ”です。関東では、“蒸したかまぼこ”が主流ですが、関西では“焼かまぼこ”が定番。表面を色づくくらいに焼き上げたかまぼこは、香ばしい風味がたまりません。
そんな“かまぼこ”好きな私が最近出合ったのが、老舗の蒲鉾店『鈴廣』さんの「ぷちかま」。何とも可愛らしい名前のかまぼこですが、その名の通り、ひと口でも食べられるくらいの大きさで、個別包装になっていておつまみに最適なかまぼこです。
“ぷりっ”とした弾力ある食感はもちろん味のバリエーションもあり、「明太マヨ」と「チーズ」を交互に食べていると食べ飽きないのも魅力。そして、かまぼこの表面が炙られていてちゃんと焼き目がついているのも、私にとっては嬉しいポイントでもあります。
そんな「ぷちかま」ですが、実は物凄いこだわりの商品でもあるということに、先日、あるイベントに参加することで再認識しました。
酒、醤油、酢、みりん、かまぼこ、お茶……。日本の伝統ある食品の担い手6人で結成されたユニット「HANDRED (ハンドレッド)」。江戸時代から代々受け継がれてきた老舗の味の担い手である跡継ぎの皆さんがそれぞれのブランドについてのこだわりを語るトークイベントが行われ、私も参加してきました。
その中で『鈴廣』さんのお話では、特にこだわっていらっしゃったのが“原料”という事。人工的な添加物は一切なし、自然の素材だけを使っていて、とにかく何も余計なものを入れていないということに驚きました。練り物には添加物が入っているのが当たり前の現代にあって、それは大変な事。
また、新鮮で良質な材料を使って、商品や素材の特徴に合わせて「機械練り」と「手練り」を使い分けながら仕上げられる “こだわり”の製法。老舗として受け継いできた味を崩さないという信念を感じました。
日本の伝統食でもある“かまぼこ”を手軽でスナック感覚で楽しむ「ぷちかま」。良質な魚のたんぱく質が摂れる優等生です。そしてそれが安心なものであれば尚更。
来客の機会が増えるシーズンに頼もしい助っ人として常備したり、ちょっとした手土産としてお持ちするのも喜ばれると思います。プレーンを加えた3種類のぷちかまを楽しめる「ぷちかまパーティーBOX」も可愛いですよ。
伝統の味を受け継ぎながら、新しい商品を提案する『鈴廣』さんの美味しいかまぼこを皆さんにもぜひ味わっていただきたいと思います。
※掲載情報は 2018/12/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
Takako'sKitchen主宰
二階堂多香子
子供時代から料理が大好き。初めてのフルコースディナー作りの経験は 10歳の時。家族の喜ぶ姿が嬉しく、料理を通じ人を笑顔にできる、という発見に心躍らせました。
大学卒業後、フランスでの料理遊学を経験し自宅での料理教室をスタート。結婚後は料理教室やケータリングの仕事に励みました。1990年に夫の海外赴任に伴い初めて在外生活をオーストラリアで送ったのを皮切りにブルガリア、イラン、アメリカ(ニューヨーク) 、クゥエート、スイス の6カ国、通算18年間を海外過ごしたことになります。その間夫の勤務の 都合でまとまって東京にいる間には料理教室を継続し今に至りました。
2016年、スイスからの帰国を機に満を持して下北沢の自宅キッチンにて 料理教室、Takako's Kitchen を立ち上げました。 長い在外勤務の間に経験した豊富なおもてなしのノウハウ、各国で覚えた味、世界中の友人達から習ったレシピの数々、そして材料の違うどんな場所でもどんなキッチンでも同じように美味しい味を生み出してきた臨機応変の合理的な調理をお伝えしています。