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記事詳細
紹介している商品
酸っぱいながらも、口の中で甘味が広がり余韻が残ります。
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今でこそ焼肉ブームで、いろいろなお店がありますが、昔は、そんなになくて町の焼肉屋さんやレストランくらいしかありませんでした。
今回ご紹介する「天壇」は、1965年に京都・川畑四条、鴨川の畔で誕生した京都の人にとっては知る人ぞ知る焼肉の名店。
何十年ぶりにか、京都のお店に足を運びました。まずは、キムチを頼もうとメニューを見ていたら、目に飛び込んできたのが、「梅干のキムチ」。
料理人の僕にとっては、とても気になる商品だったので注文。素材が持っている甘みを生かすのがキムチの特徴ですが、「梅干のキムチ」は、甘めの南高梅をキムチにされていたので、ちょっと甘みを感じるものはキムチとの相性がいいなと再確認しました。
ちょっと胃が疲れた時などに、食べたくなるようなキムチは、お持ち帰り可能で、3粒で1,000円くらい。
ご飯のお供、お酒のお供におすすめですが、個人的には、すっきりとしたハイボールと合うと思います。
元々は、天壇祇園本店のロイヤルフロアのみのご提供だったのですが、好評が好評を呼び、
今では祇園本店 ダイニングフロアと、桂五条店でも提供をされているようです。
決して安いキムチではないですが、紀州南高梅を使用した梅干しをキムチにしている珍しい商品はあまり見たことがないのでぜひ一度ご賞味ください。
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※掲載情報は 2018/12/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
枝魯枝魯代表
枝國栄一
2000年枝魯枝魯創業、現在は京都、東京、パリ、ハワイ店を経営兼、総料理長。
2011年以来偶数月は日本、奇数月にパリ店にて板前に立つ