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記事詳細
白赤兼用タイプで家庭用にオススメ!
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ワイングラスの最高峰『Zalto』(ザルト)のデンクアートシリーズ。
『ワインはグラスによって味わいが変わる』。
今や誰も否定しない味覚の真理ですが、それではどんなワイングラスを選べば良いのでしょうか。
私の愛用するのは、オーストリア『ザルト』のワイングラスです。
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グラスの製法には、機械製作のマシンメイドと口吹き製作のハンドメイドがありますが、良質なワインには、繊細な飲み口や口当たりのハンドメイドが最適です。
その点、ザルトのワイングラスは全てハンドメイドで作られています。
ザルトのグラスは、一見するとニューワールドワインに向きそうな鋭角なラインが特徴的です。
カップ部分の曲線デザインは24°、48°、72°に傾けられており、これらの角度は地球の自転角度に従ったものだそうです。
私のワイングラスの遍歴は、『リーデル』のヴィノムシリーズに始まりロブマイヤーのバレリーナシリーズまで、国産と欧州産を中心に様々なグラスでワインを楽しんできました。
そして最後のワイングラスとなりそうな逸品、それがザルトなのです。
ボルドー用、ブルゴーニュ用、シャンパーニュ用など10種ほどラインナップするデンクアートシリーズですが、家庭用にオススメなのが、白赤兼用タイプといえる写真にある「ユニバーサル」。
大きすぎず扱いやすいので、普段使いにも最適です。
実はシャンパーニュにも適していて、細長いフルートタイプのシャンパングラスよりも馥郁な香りを堪能できます。
その名の通り万能なのが、この「ユニバーサル」なのです。
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ホームパーティーなどでワインを持ち寄るのも楽しいですが、ワインが一層美味しくなるワイングラスのプレゼントも素敵ですね。
※掲載情報は 2018/12/17 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ケンズカフェ東京 オーナーシェフ
氏家健治
1968年東京生まれ。
ホテルオークラ東京、赤坂アークヒルズクラブ、レストランマエストロ等、高級店で研鑽を重ね、調理および製菓・製パンの技術を体得する。
1998年、東京・新宿御苑前に「ケンズカフェ東京」を開店。
ファミリーマートのスイーツ監修をはじめ、ライセンスビジネスも世界展開する。
また経営者・起業家向けのビジネス講演会も日本全国で多数おこなっている。
著書に『余計なことはやめなさい!』(集英社)、『1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ』 (SB新書) などがある。