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ちょうど4年前、銀座のコリドー街にToro Tokyoをオープンしました。ラテン料理には南米のワインをと思い、あるブラジルのワインをお店で提供していましたが私的にはなかなかしっくりと来ませんでした。ある時、ブラジルワインを輸入している方にお会いして「サルトン社」のワインを頂きました。飲んだ瞬間、南米の大地を想わせるその力強さに心を奪われました。まさにブラジルの宝と呼んでも過言ではないと思います。
サルトン社は、イタリア系サルトンファミリーが南ブラジルで100年以上に渡りワインを造り続けているブラジルの老舗ワイナリーです。
1878年にイタリアベネト州から夢を求めて南ブラジルに移住し家族で飲む少量のワイン造りをしていましたが、その後食料品店を開き自家製ワインを販売すると旅人などの口コミにより瞬く間にそのワインの美味しさが広まりました。
1910年にはサルトンワイナリーを設立、現在はサルトン家の3代目、4代目が活躍する社員数580名、醸造家14名、年間9万人が訪れる憧れのワイナリーです。
1960年には大統領公認のサプライヤーに認定され、スパークリングワインはブラジル国内マーケットシェアNo.1のトップブランド、世界各国での受賞も多くブラジルを代表するワイナリーとなりました。
私がサルトンワインでおすすめなのは、赤ワインの「タレント」です。ローマ教皇にも献上されたこのワインは、アクティブなブラジルのイメージを覆すエレガントさ、フルーティなアロマ、お料理を引き立てる優しさがあります。
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、そしてタナという品種で作られていて、フランスやイタリアのワインにはない力強さも持ち合わせ、A5の焼肉にも負けません。かといって荒削りな味ではなく刺身や焼き魚などにも合う上品さも持ち合わせています。
世界のワイン生産量第14位のブラジル、世界各国で400以上もの受賞をするサルトンワイン。「そう、まだ知らないだけ。。」ブラジルの宝を是非味わってみてください!
■商品情報 世界の名酒辞典4年連続掲載の唯一のブラジルワイン,ローマ教皇献上ワイン
「サルトン タレント2012」。まさに「逸品(ippin)」は手土産にも喜ばれます。
※掲載情報は 2018/12/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
「Toro Tokyo」総料理長
小河英雄
「生きることは食べること、人生で美味しい料理を食べたい」と料理人を志し、フランス・イタリア料理を学ぶ。24歳で新宿でイタリア料理店をオープン。その後は枠にとらわれない斬新な料理に惹かれテックスメックス業態を持つレストラン会社し研鑽を積み、29歳でメキシコ料理を中心とした8店舗の統括責任者兼総料理長に就任。
(株)ミールワークスが2014年12月にラテンレストラン「TORO TOKYO」を開業するにあたり同社へ入社し、以後エグゼクティブシェフを務める。
現在は店舗のみならず、20カ国ほどの在日中南米大使館でのイベント・ケータリングなどでも活躍している。