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味の違いは一目瞭然!沖縄県黒砂糖協同組合が販売する本物の「沖縄黒糖」
先日、沖縄県に行ってきました。2019年3月25日に小浜島に在るリゾートホテル『はいむるぶし』でイベントを行うことになり、食材探しや打ち合わせをしてきました。色々なところを案内していただき、沖縄の食や文化を少しですが知ることができました。今回は、料理人としてもとても興味深い、今後も勉強をしていきたい素材に出会いましたので、紹介いたします。
サトウキビの絞り汁を煮詰めて作る黒褐色の砂糖「黒糖」。料理などではあまり使用することがなかったのですが、沖縄では料理やお菓子に使われているなど、頻繁に触れる機会がありました。沖縄県黒砂糖協同組合では、「沖縄黒糖」を、同組合に所属する4企業1団体の製糖工場(8つの離島工場)で生産されるものと定義されているそうで、それを一箱で味わえるのが、「八島黒糖」です。
伊平屋島、伊江島、栗国島、多良間島、西表島、小浜島、与那国島、波照間島、の8つの島で栽培されたサトウキビによって作られた「沖縄黒糖」です。
食べ比べてみると味の違いに愕然としました。色や形、味や香り、食感も異なるのでそれぞれに個性があり、1とても興味を惹かれ、今後のイベントはもちろん、普段の料理でも使用していければと考えています。
沖縄のお土産屋で見つけましたが、東京にある沖縄のアンテナショップでも購入できるようですので、ぜひ一度食べ比べてみることをおススメいたします。
※掲載情報は 2018/12/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
「HATAKE AOYAMA」総料理長
神保佳永
1977年、茨城県出身。漁師の祖父、イタリアンシェフの父のもと、幼少時から食材の大切さを身につける。子供たちにさまざまな思いを伝えることのできる教師への道を一度は目指すが、父の影響を受け、料理人になることに。辻調理師専門学校を卒業後、銀座「ベルフランス」を経てフランスやイタリアで数々のグランメゾンでの修行を積み、2002年帰国。株式会社ひらまつに入社、丸の内「サンス・エ・サヴール」のオープニングスタッフとして活躍。2005年浦安「ホテルエミオン東京ベイ」に副料理長として入社後、洋食総料理長に就任。2009年「Restaurant I」を立ち上げ総料理長を務め、江戸野菜を初めてフレンチに取り入れたことで注目を集める。2010年6月には自身の「HATAKE AOYAMA」を立ち上げ総料理長を務める。大きな取り組みとして、近隣小学校にて神保流の食育授業を行い、特別講師としても活躍中。現在では3校の特別講師として活躍している、また、2011年の大震災後も風評被害を受けた生産者を支える活動や復興支援などを自ら行い、幅広い活動を積極的に行い、食のコンサルトも数多く手がけている。