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Sudo特性「シュトーレン」になくてはならない、とっておきのドライフルーツ「モハベレーズン」!
お店『ブーランジェリー スドウ』では、季節ごとに果物を使いデニッシュやジャム、菓子パンなどで提供しています。お客様にも季節を感じていただけるよう、直接、生産者の方から送ってもらっています。数なども天候によって変わってきてしまいますので、ある分だけになってしまいますが、お客様の中にもデニッシュなどを目当てに来ていただける方も増えてきています。
今回は、ここ数年提供をしていて思い入れもある「シュトーレン」に使用している、なくてはならないドライフルーツを紹介します。
現在では、多くのパティスリーやブーランジェリーなどで提供されていますので、食べている方も多いかと思います。ドイツでは、クリスマスを待つ4週間のアドヴェント(待降節)の間、少しずつスライスして食べる習慣がある伝統菓子ですが、個人的には実はあまり好きではありませんでした……。ですが、自分達が美味しいと思える「シュトーレン」を作ろうと思い生まれたのが、Sudo特性「シュトーレン」とSudoオリジナルの和のシュトーレン「和み」の2種類です。
Sudo特性「シュトーレン」には、厳選したドライフルーツを半年以上、ラム酒に漬け込んだモノを使用しています。このドライフルーツには、数種類のレーズン、アプリコット、イチジク、オレンジなどを使用していますが、中でも気に入っているのが「モハベレーズン」です。
「モハベレーズン」は今では多くのお店で使用されていますが、かなり前から使用しており、独立する前に働いていたお店で初めて知りました。品質管理も徹底され、カルフォルニアのモハベ砂漠で育った「モハベレーズン」は、肉厚で甘味があり、大きさも通常のものよりも大粒です。そのままでももちろん美味しいですが、半年に渡ってラム酒につけることにより、甘味や旨味が増し、「シュトーレン」の美味しさを引き立てます。
例年だと売り切れも早いので、今年のクリスマスは、Sudo特性「シュトーレン」で迎えてみてはいかかでしょうか。ぜひ「モハベレーズン」の美味しさを実感してみてください。
※掲載情報は 2018/11/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ブーランジェリー スドウ オーナーシェフ
須藤秀男
1974年神奈川県横浜市出身。
エコール辻東京卒業後、1995年「メゾン・ド・プティ・フール」、1997年「タイユバン・ロブション」に勤め、2000年には「ブーランジェリーブルディガラ」の二子玉川店、2002年には「ペルティエ銀座」三越店のシェフに就任。2004年には、「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」深沢(現三重県)、「コンフィチュール アッシュ」の統括責任者に就任。
2009年には東京都世田谷区に「ブーランジェリー スドウ」をオープン。地方への食材探しやシェフやパティシエとのコラボレーションなども積極的に行い、活動の幅を広げている。
【コンテスト受賞歴】
・第2回シュトーレンコンテスト(優勝)
・第6回キリクリームチーズコンクール(パン部門優勝)
・第7回キリクリームチーズコンクール(最優秀Grand prixと金賞Premier prixのダブル受賞)
・第4回ガレット・デ・ロワ コンテスト(優勝)
・第16回カリフォルニア・レーズンコンテスト(消費者推薦優秀賞)
・第2回米国産はちみつレシピコンテスト(パン部門優勝)
・第3回パンペルデュ アイデアコンテスト(優秀賞)