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カラリと揚がった米と豆の共演
秋田へ行ったら何を買おう? 初めての秋田旅行を前に、私は秋田の名産品を一生懸命チェックしていました。秋田銘菓金萬に、バター餅など、東北らしいおいしそうな食べ物がいっぱいの秋田。しかしながら、いざ秋田を訪れてみると、秋田の食べ物のおいしさは想像以上のもの。何を食べても本当に絶品なのです。
中でも、私は衝撃を受けたのが、一の穂本店の「しとぎ豆がき」です。もともと私は、お餅をカラリと揚げたおかきが大好きなのですが、こちらは別格とも言える味わい。
なんでも秋田では、寒さが厳しくなってくると、たくさんの餅を搗き、のし餅を作り、軒先で「干し餅」にする習慣があるのだとか。
そんな習慣の中で生まれたこのしとぎ豆がき。黒豆が入ったお餅を香ばしく揚げてあり、さらに味付けはシンプルにお塩で。それゆえに、お餅に黒豆、そして塩。それぞれの魅力が最大限まで引き出され、お互いに引き立て合っているのが素晴らしい!
一口かじれば、そのふっくらとしたお餅の風味に感激すること間違いなしなのです。
開店25周年を迎えた一の穂本店のしとぎ豆がき、秋田における「しょっぱい派」へのお土産候補ナンバーワンと言っても差し支えないおすすめの一品です。
※掲載情報は 2018/11/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
美容ライター
前田紀至子
新潮社雑誌nicolaの専属モデルや光文社雑誌JJのライター、読者モデルを経て、現在はフリーライターとしてビューティ記事を中心に、競馬、食、ファッションなど幅広く執筆中。その傍ら、テレビ東京モノイズムなどのテレビ出演も。