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木の葉・ごま丹・えび扇・ひさご・白梅の五種類の味が楽しめる大満足セット
先日、お持たせでいただいた小田原 鈴廣さんの「あげかまぼこ」。
染色ブランドを営んでいるイケメン兄弟が下さったもの。
さらっと手土産にと下さったのですが、こちら周辺パッケージ諸々もいい感じでイケメン♪だったので帰られた後、気になって調べてみたところ意外な共通点がありました。
こちらでご紹介するには鉄板すぎるアイテムかもしれませんが、とかくイケメンと洒落乙なパッケージが大好物なのでご了承くださいまし。笑
さて、気になるのがこちらの西郷ドン風な素敵なおじさま?お兄様?
あげかまを炙る姿もダンディですね〜。一体どなた??職人さん?創業者さん?
合わせて「鈴廣のあげかまぼこ」の文字デザインもとってもクール♪
グラフィックでもなく、手書きでもなく、昔ながらの手ぬぐいや浴衣等に用いられる抜染染めや版画的な雰囲気ですよね。
さらには上の包みが入っていた紙袋も自然や季節を感じる文様が型どられたイキなデザイン。またそれが入っていた手提げのビニール袋もこれまたイキ♪
個人的には過剰包装も若干気になりますが、デザインがイケメンだから仕方ない。う〜ン、購入者層や流通の絡みを踏まえると仕方ないでよ。ウンウン。
とまあ綴っているうちに、デザインの由縁がたまらなく気になってきたのでググッと検索してみたところ、答えが見つかりません!!仕方ないのでパッケージ裏に書かれていた「お客様相談係」に生まれて初めてお電話してみました!。すると窓口の方ではわからないとのことで、後日メールでお返事を下さるとのこと。
そして待つ事一週間。広報担当者さまからお返事がありました〜!!
ふむふむ。
モチーフにされていたのはかつてのかまぼこ職人の姿とのことで、型染めという伝統技法を用いられているとのことでした。
また型染めは鈴廣さんを表す様々なデザインで使われているとのことで、ご丁寧に記事を送ってしてくださいました。
どうりで格好いいはずですね!!!
かまぼこ職人と型染め職人さんとの手仕事コラボレーションですよ。職人同士の融合っす!
今でも鈴廣さんでは商品毎にロゴやデザインを一字一句型染めで手作りしているそうで、それは鈴廣さんが真撃に取り組んできたかまぼこ作りと重なる姿勢があるからだそう。
考案から完成までの各工程を人の手で丁寧に作り込んだ字や絵柄は、魚を下ろして水でさらし、練り、蒸すなど、職人が幾度も手をかけて仕上げるかまぼこと同様で、コンピューターグラフィックにはない、独特の美しさやぬくもりがあるからだそう。
またもう一つが「素材に委ねる芸術性」。かまぼこが魚や水の善し悪しで味が左右されるように、初めは染料の流れ方やにじみ方、表面の凸凹など仕上がり具合が素材に委ねられること。
その型染めを36年以上制作しているのが型染め作家の森川章二さんという方だそうです。
すなわち手仕事イケメン達の融合ですよっ!!
(あたくし無類の職人好きですw)
そして、これまた調べてみて納得!!
今回お土産で下さったイケメン兄弟。
彼等のブランドは2人で見つけたベースをメインに弟さんがメインにデザインを起こし、染色/製作施し兄が伝えていっています。
私もこういう手仕事が大好きで、以前は染や手刷などなども行っていたのでそうした話で盛り上がっていたのですが、彼等が鈴廣さんのかまぼこをセレクトしてくれたのも納得ですよね。
ちなみに彼等のブランドです。めっちゃイケてますよ♪
MODESTY INDUSTRY/染織屋
日本古来の染織技法に独自のアレンジを加え、1点1点手で染色する事で、同じものは1つもなく、柔らかく、ぬくもりのあるアイテムを展開。
http://modesty.shop-pro.jp/
最後に、お味はというと、もちのろん!での安定の美味しさでした。
軽く炙った後、ビールと供に青唐辛子を添えて、美味しくいただきましたよっ♪
イケメンさん達。素敵な贈り物をありがとうございました。
※掲載情報は 2018/11/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
クリエイター/touta.代表
ユーゴ
クリエイター、touta.代表、布ナプキン協会理事
2017年、布製パッドブランド 「Pantyliners Organics」 を発表。
女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGO JOICFP(ジョイセフ)と共に開発途上国への支援活動を行う。
リユースマテリアルを用いたモノづくり「ネオパッチワーク!!!」の提唱。
象徴となるプロダクトに布製パッドがある。
【主な刊行物】
2009年 布ナプキンの本(ecocolo/エスプレ制作)
2010年 布ナプキン~こころ・からだ・軽くなる(産経新聞出版社→タバブックス)