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株式会社キセキ・コンダクトカンパニー
有機トマスコ
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夫の実家のある旭川に滞在していた際、ちょっとユーモラスなネーミングが気になって手に取ったのが地元産の「トマスコ」。ピザやパスタに大活躍の辛味ソースですが、辛いだけではなく、トマトを使っているため旨みと爽やかな酸味がプラスされて、ちょっとひねりの効いた調味料。
「トマスコ」の魅力は何といってもその香り。かけた瞬間、フワっと、トマトとトウガラシが香ります。この食欲を刺激する、スパイシーで爽やかなトマトの香りは、シンプルなお料理ほど大きな変化をもたらすので、一度使うとやみつきに。またよく熟したトマトには、旨味のもとであるグルタミン酸がたっぷり含まれていますから、美味しくない訳がありません。
トマスコは原料にこだわり、北海道の豊かな大地で大雪山渓の栄養豊富で綺麗な伏流水を使って育てられた有機栽培のトマトを100%使い、国内産のトウガラシと一緒に乳酸発酵しています。2つの素材を乳酸発酵させることで、辛味はほどよくマイルドになり、トマトの酸味と旨味が生きて味わいに奥行きが生まれます。良質な素材を吟味して使用しているのも、嬉しいポイントです。
トマトとトウガラシの組み合わせなので、イタリア料理などのどちらかというと洋風な料理に合うと思っていたのですが、先日、豚肉を使ったシンプルな水炊きのお鍋を食べるときに、ポン酢に合わせたところ、これが意外に美味しかったのです。
ポイントはあらかじめポン酢などのタレに混ぜてしまうのではなく、食べる直前に振りかけること。香りをより楽しめます。これからの季節、お鍋を楽しむ機会が増えると思いますが、ちょっと辛味を加えると身体がぽかぽかして、温まるのでおすすめです。
「トマスコ」はこのほかにも、サラダなどの野菜やカルパッチョやグリルなどの魚介類などにも相性抜群。クリスマスのおもてなし料理にもスパイシーなひと雫が活躍します。1度使ってみると、もう手放せない。そんな不思議な魅力の詰まった調味料。皆さんにもぜひお試しいただきたい北海道の味です。
※掲載情報は 2018/11/16 時点のものとなります。
Takako'sKitchen主宰
二階堂多香子
子供時代から料理が大好き。初めてのフルコースディナー作りの経験は 10歳の時。家族の喜ぶ姿が嬉しく、料理を通じ人を笑顔にできる、という発見に心躍らせました。
大学卒業後、フランスでの料理遊学を経験し自宅での料理教室をスタート。結婚後は料理教室やケータリングの仕事に励みました。1990年に夫の海外赴任に伴い初めて在外生活をオーストラリアで送ったのを皮切りにブルガリア、イラン、アメリカ(ニューヨーク) 、クゥエート、スイス の6カ国、通算18年間を海外過ごしたことになります。その間夫の勤務の 都合でまとまって東京にいる間には料理教室を継続し今に至りました。
2016年、スイスからの帰国を機に満を持して下北沢の自宅キッチンにて 料理教室、Takako's Kitchen を立ち上げました。 長い在外勤務の間に経験した豊富なおもてなしのノウハウ、各国で覚えた味、世界中の友人達から習ったレシピの数々、そして材料の違うどんな場所でもどんなキッチンでも同じように美味しい味を生み出してきた臨機応変の合理的な調理をお伝えしています。