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肉厚でジュワッと溢れる旨み、オリーブ嫌いを克服する方が続出
おもてなしでも大活躍!トマトやチーズと一緒に盛りつけるだけで華やかプレートに。
日本でも馴染み深い食材になってきたオリーブ。さて、世界一のオリーブ産出国はどこだと思いますか? イタリアのイメージが強いかもしれませんが、実はスペインなのです。本日は、このスペインで生産されるオリーブのわずか1%にも満たない量しか収穫されない、希少なオリーブ「アロレーニャオリーブ」をご紹介しましょう。
スペイン南部アンダルシア地方、マラガ。雪深い山脈と、長い川の谷あいに位置する乾いた大地。厳しい自然環境が生み出す生命力を持った「アロレーニャオリーブ」は、その希少性からスペインで唯一、銘柄と生産地域が保護されているブランド品種。ロルダンのアロレーニャオリーブの正規品には認定マークに加え、ひとつひとつにシリアルナンバーがつけられています。
肉厚でしっかりとした食感、ジュワッと口いっぱいに広がる上品な香りと繊細な旨み。穏やかな塩味で優しい味わいと、ほのかな苦み。オリーブを食べ慣れていない方でも、ひと口で違いを感じられるでしょう。お料理教室やワイン会でご提供すると、必ず「このオリーブは何? 美味しい!」と話題になります。これを食べてオリーブ嫌いを克服する人も多く、食べ残りがちな脇役のオリーブですが、皆さん綺麗に完食してくれます。
最近では種なしオリーブも多く見かけるようになりました。お料理には便利だけど、そのまま食べるにはやっぱり食感の良い種ありがオススメ。でも種があるとちょっと食べにくい。ロルダンのアロレーニャオリーブには果肉に切れ目が入っています。これは収穫後、板に挟んで入れたもの。しっかり味を染み込ませる為だったようですが、おかげで実離れがよくなり、口の中で種がポロッと簡単にはずれてくれます。口元や指先のオシャレをしていても、躊躇せずパクパク食べられるのも嬉しいですね。
スペインのレストランやBARで40年以上愛されているプレミアムオリーブ。その理由を是非一度実感してみてください。
※掲載情報は 2015/02/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スペイン料理研究家
加瀬まなみ
埼玉県熊谷市出身、料理研究家。得意分野はスペイン料理の簡単手軽なアレンジレシピと、ワインにあわせたマリアージュ提案。
TV・イベント出演、撮影監修、レシピ開発、商品コンサルの他、オールアバウト『スペイングルメ』ガイド、家ワインコラム『すっぴんワイン』など執筆活動も行う。
著書『フライパンひとつで作る絶品パエリア』、『5分でできた!』シリーズ全7冊、『2ステップレシピ』ほか。