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築地で愛されるパン屋さんの“愛され続ける”カレーパン
日本人のソウルフードともいえるカレーパン。特に、揚げたてあつあつのカレーパンの匂いが店頭から漂うと、もう抗えません。私のお気に入りはオフィスの近く、築地木村家さんの「牛すじ玉ねぎカレーパン」です。
こちらは、あんぱん発祥のお店、銀座木村屋から暖簾わけされて出したお店で創業明治四十三年(1910年)の老舗ですが、とても気さくでフレンドリー、愛される町のパン屋さんです。必ずあんぱんの試食を勧めてくださるのも、お店に足が向く理由のひとつです。
あんぱんと同様に人気を博しているのが、カレーパン。白地に赤い文字の紙に入ったカレーパンは、手にしただけで外側のサクサク感が伝わってきます。一口かじると、香ばしい衣に続いて、もっちりとしたパン生地、そしてたっぷりのカレールーが広がります。
値札に“大量の国産牛の牛すじ・牛ばらとたまねぎを3時間煮込んでいます”と書かれているだけあって、カレーにはホロホロの牛すじがたっぷり、甘い玉ねぎがほどよくスパイスを引き立てています。できたてホカホカはもちろん、冷めても美味しいボリューム満点のカレーパンです。
カレーパン以外に、映画『風立ちぬ』でも有名な羊羹をふわふわのカステラで挟んだ「シベリア」や、築地の卵焼き屋さん『丸茂』の「厚焼き玉子サンド」なども有名です。カレーパンのカレーは、店内奥にあるイートインカウンターでも頂けます。牛すじ玉ねぎカレー丼、厚焼き玉子サンド、シグネチャーメニューのミニあんぱん、アイスコーヒーのランチセットが人気です。
カレーパンをかぶりつきながら築地散策をするもよし、イートインカウンターで休憩がてら腹ごしらえもよし、ミニあんぱんをたくさん仕入れて差し入れにするもよし、の便利で美味しいパン屋さんです。
※掲載情報は 2018/11/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
エグゼクティブアシスタント
増渕明日香
銀座で役員秘書をしておりますので、日々美味しいものに出会えます。秘書のほか、マナー講師もしております。贈り物のマナーは、お相手のことを一番に考えることです。差し上げる方の笑顔を思い浮かべ、相手も自分も思わず顔がほころんでしまうようなお品物選びを心がけています。クライアントへのお土産、大切な人への記念の贈り物、ミーティングがはかどるお弁当やほっと一息つけるお茶菓子など……デパ地下めぐりやお取り寄せが趣味なので、楽しみながら選んでいます。 秘書ネットワークのほか、社内有志で銀座でパフェを食べる「パフェ部」活動をするなど、美味しいものが取り持つご縁に助けてもらっています。 秘書検定1級、国際秘書検定CBSホルダー、日本サービスマナー協会認定マナー講師、認定コーチ、アロマテラピー検定1級、日本茶検定1級。