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レトルト食品を追求し続ける「にしき食品」
最近、カレー関係の知り合いが増えてきたせいか、様々なところに伺ってはレトルトカレーを購入して楽しんでいます。もちろんスーパーにもたくさんあるのですが、ご当地グルメ的なタイプが特に気になって。そう思って各地に行くと、本当に物凄い数のレトルトカレーがあるものです。紹介しようと思えば毎日ひとつ、一年で365個紹介するのは簡単なほど。そんな中から“ippin”的に厳選しましょう。宮城で遭遇しました。株式会社にしき食品の「レモンクリームチキンカレー」。にしき食品は宮城県岩沼市にあるレトルト食品の専門メーカー。もともとは昭和14年に西木寛一氏が佃煮製造業を創業したのが始まり。おいしく、からだに良い食品づくりを通して「レトルト食品の新しい価値」を創造するのを理念として「にしきや」というブランドで展開しています。
そのままでもレモン風味。輪切りを添えればさらにGOOD！
この「レモンクリームチキンカレー」は、もちろん化学調味料・香料・合成着色料無添加。いわゆる自然派の商品です。でも一番のウリは味。ベースはチキンカレーで、そこにクリームやココナッツミルクでまろやかさを加えたタイプ。東南アジア的な風味ですが、辛さはそれほどでもなく、むしろ優しい甘さを感じます。そこに、レモンです！このレモン風味がぴったり。ダイレクトに柑橘系の爽やかな酸味が、まろやかなチキンカレーに味のアクセントを加えているのです。このままでも良いですが、本物のレモンの輪切りなんぞを添えたら、視覚的にもレモンを楽しめるので相乗効果でGOOD。さらに生搾りしちゃってもGOOD。レトルトレモンカレーで、ちょっといつもと違う日常を楽しむのもGOODです！
※掲載情報は 2018/10/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は８０００軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「ＪＡＬ（Ｗｅｂ）」などに連載中。また近年は料理研究家としてＴＶラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』（幹書房）、『おうちラーメンかんたんレシピ３０』『おうち丼ぶりかんたんレシピ３０』『全国ご当地やきとり紀行』など２５冊。
