【南米】食の基本!キーライムはどんな料理にも合う魔法の果物

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今回からippinに参加することになりました銀座のラテンレストラン「TORO TOKYO」のエグゼクティブシェフの小河英雄です。僕は20代の頃、中南米料理の食の奥深さに魅了されメキシコのユカタン半島メリダのレストラン5店舗で修行をしました。日本と全く違う文化の中で衝撃の連続でしたが、特に印象に残っているのが中南米の人は、レストランで料理が運ばれてくると、スパイスを駆使して自分でオリジナルの味を作り上げるという事です。日本のレストランでそんな事をやったらシェフに怒られてしまうかもしれませんが、中南米ではそれが常識なのです。ビールだってスパイスやソースを入れてオリジナルにしてしまうくらいです!

 

 

【南米】食の基本!キーライムはどんな料理にも合う魔法の果物

その中でも、必ず使うのがキーライムです。肉、魚、テキーラ何を食べるにしてもこのキーライムを使わないと始まりません。メキシコ料理でキーライムをおすすめしたいのは、マヤ文明から伝わる「ポソレスープ」です。「ポソレ」とは、ひき割りとうもろこしを意味しますが、豚もしくは鶏ベースのダシのスープに、とうもろこしや鶏肉などがたっぷり入っています。唐辛子、オレガノ、ライムをかけて食べるのが基本です。Toro Tokyoにもメニューにありますので、是非食べてみてください。メキシコ料理の奥深さを分かってもらえると思います!

【南米】食の基本!キーライムはどんな料理にも合う魔法の果物

以前、メキシコから日本に友人がやってきた際にてんぷらを食べさせたところ、てんぷらにもライムをかけて食べていました。僕も炭酸水から料理まで結構何にでもライムを使用します。まさにラテンの味付けの原点ともいえます。和食にも案外何でもライムは合います。日本では少々価格が高いですが、是非皆さんにもライムを日常に取り入れてもらいたいと思います。

※掲載情報は 2018/10/08 時点のものとなります。

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キュレーター情報

小河英雄

「Toro Tokyo」総料理長

小河英雄

「生きることは食べること、人生で美味しい料理を食べたい」と料理人を志し、フランス・イタリア料理を学ぶ。24歳で新宿でイタリア料理店をオープン。その後は枠にとらわれない斬新な料理に惹かれテックスメックス業態を持つレストラン会社し研鑽を積み、29歳でメキシコ料理を中心とした8店舗の統括責任者兼総料理長に就任。

(株)ミールワークスが2014年12月にラテンレストラン「TORO TOKYO」を開業するにあたり同社へ入社し、以後エグゼクティブシェフを務める。
現在は店舗のみならず、20カ国ほどの在日中南米大使館でのイベント・ケータリングなどでも活躍している。

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