記事詳細
紹介している商品
ニートが考えた6次産業化商品
西日本の豪雨被害、そして北海道の地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と復興、
元の生活に戻れる事をお祈りいたします。
今年は災害が多く予断を許さない日々が続いています。
被災地の復旧、復興には多くの方の支援が必要になるのですが、
支援とは一体何か?を考えさせられる日々でもあります。
農業被害も多かった地域では、今後の収穫が期待出来ない場合、
今までの物が売れてくれるのが、経営継続の資源になります。
今回ご紹介したいのは、四国の愛媛県。
瀬戸内海に浮かぶ中島の伊予柑ジュース。
この中島はみかんの産地として全国的にも有名だったそうです。しかし今は高齢化、過疎地になり、みかん畑が荒れてしまう所もあり、イノシシがそこをまた荒らすと、
農業継続が難しい状況があります。
しかし、ここに一人の若者がやって来て「農音」という団体を立ち上げ、
SNSで島の暮らしを発信し、都会に住む若者が島に移住してくるという、
地域活性化がはじまりました。
都会では離職してニートだったり、音楽を目指したりするものの、
うまくいかなかった人が、
「なんか楽しそう」と中島にやってきて、
みかん農家の手伝いをしながら収入を得て、
みかん栽培の技師まで習得していきました。
最近では東京大学とのコラボで、
「伊予柑、いい予感」と受験生応援の伊予柑を売り出したことが取り上げられ、
テレビにも取り上げられています。
私は3年前に、この農音と取材を通して知り合い、
応援をしています。
説明が長くなりましたが、その農音が作った伊予柑を使ったジュースがこれ。
伊予柑100%ジュースです。きれいな黄色のジュース。
賞味期限が長く、少し見た目が悪かったものでも口に運んでもらう為には、ジュースという加工品は無駄を少なくしてくれる商品になります。
お味は……
伊予柑の甘さと少し苦みもある独特のジュース。
中島の風を感じます。
100%で飲むのも味がはっきりして分かりやすいが、
炭酸で割って飲むと、ちょっとした渋さからさっぱり感が増して、
大人のジュースに感じる。
きっとカクテルにしてもおいしそう……
中島のみかん畑を荒らす暴れん坊のイノシシ肉と合わせて、
煮込んだ伊予柑ソースもいいんじゃないだろうか?
都会から移住した人の新しい農業の挑戦。
関係ないではなく、都会が地方を支える消費を考える時代。
中島生まれの「真ん中クラッシック」。
伊予柑の旬が来るまで待てない皆さんに、一足先に届く瀬戸内の風。
お届けします。
御贈答品として、もらって嬉しい、地域支援になる。
相手よし、自分よし、世間よし……
三方よしの「真ん中クラッシック」を是非一度お試しくださいね。
※掲載情報は 2018/09/30 時点のものとなります。
- 3
キュレーター情報
タレント・新潟食料農業大学客員教授
大桃美代子
地域活性イベントも各地で行ってきたタレントとして、ニュースをはじめ、料理、クイズ、バラエティ、情報番組と、幅広い分野で活躍。 韓流にはまり、韓国に語学留学をするほど韓国好き。訪問回数も非常に多く、映画・ドラマ・文化・観光名所だけでなくグルメからパワースポットまで幅広い韓国情報通。 「阪神・淡路大震災」は大阪滞在中に、「中越地震」を新潟県魚沼市の実家に帰省中に被災し、災害と復興について考えるきっかけに。風化させないことをテーマに情報発信や、復興の為の地域活性化にも携わる。雑穀エキスパート、ジュニア・野菜ソムリエ、おさかなマイスター・アドバイザーの資格を取得するなど食育や農業に関心が高く、地元の新潟にて古代米作りもする。『桃米』として販売中。 地域活性化に取り組む団体を支援するため全国地方新聞と共同通信が設けた『地域再生大賞』選考委員を務め、各地の取組みを視察。様々な地域での取組みを紹介する講演が好評を得ている。そのほか『リアル桃太郎電鉄』、『熊本ワイチャ会議』…など、地域活性イベントも各地で行ってきた。