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上野はパンダで有名な上野動物園や不忍池、美術館や博物館など上野公園内に見どころがいっぱい。また、アメ横や浅草も近く、一日かけてゆっくりと散策できるスポットです。新旧さまざまなジャンルの食べ物が楽しめることでも有名ですが、今回甘いもの好きさんにおすすめしたいのが、古き良き甘味処・和菓子店をめぐるコース。上野が本店の名店をセレクトしました。昔から愛され続けている“和スイーツ”のおいしいものめぐりをして楽しみませんか。
1:通いたくなる洗練されたおいしさが魅力!上野公園前『みはし』の原点「あんみつ」
上野公園前に昭和23年に創業した『みはし』。江戸時代、お店周辺は寛永寺に続く参道に3つの橋がかかっていたことから三橋(みはし)と呼ばれ、旧町名でもあったことが店名の由来です。
お店の代名詞でもある「あんみつ」は、十勝産小豆のあんこ、静岡の天草を使用した寒天、ふっくらとした赤えんどう豆、手作り求肥、酸味さわやかなみかんをさっぱりとした蜜をかけていただきます。バランスよく洗練されたおいしさは、何度でも食べたくなる味わいです。
2:出来立てが開店時から並ぶ、上野駅前『岡埜栄泉』の食べごたえある「豆大福」
上野駅中央口前にある『岡埜栄泉』は、明治6年創業の和菓子店。名物はなんといっても、毎朝出来立てが店頭に並ぶ「豆大福」です。北海道大納言を使用した甘さ控えめの餡、なめらかで厚みのある柔らかな餅生地、塩気の効いたゴロッとした赤えんどう豆の取り合わせが、食べごたえある味わいです。出来立てのおいしさを求めて午前中に売り切れることもあるため、逃したくない方は『岡埜栄泉』からスタートしてめぐりましょう。
3:見て楽しい、食べて楽しいまんまる和菓子「あんこ玉」は、浅草『舟和』の人気商品
浅草の新仲見世通りにある『舟和』本店は、明治35年に創業しました。当時、庶民にとっては高価な練り羊羹の代わりにと考案された芋ようかんは、今も変わらず老若男女に喜ばれています。ご紹介する「あんこ玉」も創業当時から作られていて、小豆、白いんげん、抹茶、苺、みかん、珈琲の6種のあんを楽しめます。あんを包んだ寒天がプルっと弾ける食感で、自然な甘さを味わえる人気の和菓子。色とりどりでかわいらしく、お土産にも最適です。
4:温かいうちに味わって!池波正太郎の随筆にも登場『うさぎや』の出来立て「どら焼き」
のれんの上の白いうさぎが目印の『うさぎや』は、中央通りの商工中金ビル隣にあります。
大正5年の創業当時から、看板商品の「どら焼き」は人気商品。十勝産の小豆で作られた柔らかくなめらかな粒あんと、レンゲの蜂蜜入りの皮の相性良く、あっさりした甘さと皮のふんわり感が楽しめる贅沢な味わい。池波正太郎の随筆にも登場する「どら焼き」は、できたてを購入できるので、歴史と伝統に思いを馳せていただいてみては。
5:元祖の味を堪能!湯島の『みつばち』乳脂肪分ゼロの「小倉アイス」と「黒糖アイス」
『みつばち』は、不忍池の近くの湯島で、明治42年に創業した甘味処です。夏季に氷小豆を提供していましたが、冷夏で売れ残った小豆と氷をアイスクリームメーカーで混ぜてみたところ、偶然にも出来上がったのが「元祖 小倉アイス」の始まり。乳脂肪が入っていないのであっさりとしたあんこのなめらかな口どけを楽しめます。創業100年を記念して作られた「黒糖アイス」も、乳脂肪分がないので、黒糖そのものの旨みを味わえます。お好みで選んでどうぞ。
※掲載情報は 2018/09/24 時点のものとなります。
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