日本生まれの「大人向き」スパークリングドリンク

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暑さだけではなく湿度も高い日には、スッキリ爽快な炭酸ドリンクで喉を潤したくなりますよね。ここでご紹介するのは、香りや味わいを楽しむアルコールを中心としたスパークリングドリンク。日本酒や梅酒、シードルなど、国産の素材を使って造られている日本生まれのものを集めてみました。乾杯や食中酒としても楽しめる、大人の社交シーンにぴったりなドリンクをご紹介します。

青森県南部産のぶどうとりんごを使ったワイン&シードル「Wa」シリーズ

日本生まれの「大人向き」スパークリングドリンク

りんごの産地として誰もが知る青森県では、県産のりんごを使ったシードル造りも盛んです。そんな中、地元の八戸を元気にしようと2017年から醸造をスタートしたワイナリーが「澤内醸造」です。八戸市内でイタリア料理店「リストランテ 澤内」を営む澤内昭宏さんがオーナーで、青森県南部産のぶどうやりんごを使ったワインとシードル造りに取り組んでいます。「Wa」と名付けられた銘柄の由来は、青森弁で「私」を指す「わ」と、「輪」の意味合いも込められています。ワインもシードルもスパークリングが揃っていて、定番の「はちのへシードル」はりんご9割に対して1割の白ワインを入れた辛口タイプと、いちごを1割入れたフレーバーシードルがあります。

キリッと爽やかに梅が香る佐渡生まれの「北雪 梅酒スパークリング」

日本生まれの「大人向き」スパークリングドリンク

飲みやすく女性に人気の梅酒ですが、梅の酸味とお酒の旨味がしっかり味わえる、お酒好きの人も満足できるスパークリング梅酒があります。それが、新潟県佐渡市にある『北雪酒造』の「北雪 梅酒スパークリング」。地元佐渡産の梅「藤五郎」を使い、日本酒で仕込んだ梅酒に炭酸を充填して造られています。芳醇な梅の香りに程よい苦味もあって、スッキリと喉に落ちていく味わいは新感覚をもたらしてくれます。しっかり冷やして爽やかに味わいたい梅酒です。

希少な国産ベルガモットの香りと味を楽しむ「ベルガモットスパークリング」

日本生まれの「大人向き」スパークリングドリンク

紅茶のアールグレイの香り付けに使われている柑橘「ベルガモット」。主な産地はイタリアやモロッコですが、それ以外では生産が難しいとされている中、日本で初めて高知県で量産に成功したのが土佐ベルガモットです。国産という珍しさだけではなく、香りや果汁も高品質。市場にはほとんど出回らない希少品ですが、そんな土佐ベルガモットを使っているドリンクが「ベルガモットスパークリング」です。爽やかな香りと炭酸がよく合う、夏にぴったりの飲み物です。

乾杯酒の新しいカタチ!瓶内二時発酵に成功した「スパークリング日本酒」

日本生まれの「大人向き」スパークリングドリンク

スパークリングワインと同じ瓶内二次発酵によって造られる「スパークリング日本酒」が、じわじわと人気を集めています。現在でスパークリング日本酒を手がける酒蔵は国内に何箇所かありますが、山梨県の白州で約300年前から酒造りを行う山梨銘醸株式会社もその一つです。こちらでは代表的な銘柄「七賢」に、「星ノ輝」と「山ノ霞」、そして「杜の奏」という3種類のスパークリング日本酒があります。「星ノ輝」は澱を取り除き透明ですっきりとドライな味わいなのに対し、「山ノ霞」は澱を残して米の旨みと甘みがしっかり感じられる仕上がり。第三弾として完成した「杜の奏」は、ウイスキーの樽を用いた低温熟成による深みのある味わいが特徴です。

日本酒スパークリングに興味があるなら試したい「Mizubasho Pure」

日本生まれの「大人向き」スパークリングドリンク

構想から10年の歳月をかけて完成し、2008年に登場して以来、フランスなどの星付きレストランをはじめ、世界各国のレストランのワインリストに加えられている日本酒「Mizubasho Pure」。群馬県にある『永井酒造』のスパークリング日本酒で、シャンパンと同じ瓶内二次発酵で造られているのが特徴です。グラスに注ぐといつまでも立ち上るきめ細やかな泡、透明感のある上品な味わいが楽しめます。写真は2017年4月に数量限定で登場した2008年もののヴィンテージ。「Mizubasho Pure」は世界が注目するスパーリング日本酒の代表的な存在と言えそうです。

魚介類とのペアリングを考えて造られた日本酒!広島生まれの「海風土」

日本生まれの「大人向き」スパークリングドリンク
日本生まれの「大人向き」スパークリングドリンク

魚介類の料理に合うよう造られた日本酒だから、名前は『海風土』。読み方は海を英語のsea(シー)と読ませて『シーフード』となります。瀬戸内海に面し、海の幸の中でもとりわけ牡蠣で有名な広島県安芸津町にある「今田酒造」が、牡蠣に合う日本酒を造ろうと考えたのがスタートだったそう。口に含むと日本酒のようなワインのような、フルーティーな風味が感じられ、甘くはなく爽やかな酸味があります。この酸味の正体は白麹。主に焼酎に使われる白麹を用いることで、クエン酸を多く含むキリッとした旨みが楽しめます。

※掲載情報は 2018/09/14 時点のものとなります。

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