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富山湾の宝石“白エビ”と富山産のうるち米を使用
北陸・富山県の海の幸といえば、ホタルイカと並んで「白エビ」がよく挙げられます。個人的にも白エビが大好きで、漁の解禁後には寿司や刺身でいただくのが恒例だったりします。おそらく大小さまざまな海老の中で、“刺身”として食べることができる1番小さな海老ではないでしょうか(さすがに桜エビの殻むきは難しそうですし)。さて、今回わたしが注目したのは、富山に本社を置く日の出屋製菓産業が展開する「ささら屋」の白エビのせんべいです。ささら屋は地元富山を中心に東・名・阪など大都市圏に出店していますね。さまざまなおかきやせんべいを取り扱い白エビのせんべいだけでも複数種類がある中、選んだのはベーシックな「しろえびせんべい」。今回は他人へ渡すのではなく自分への土産として買ってみました。
薄紫を基調とした上品なパッケージには、「富山湾の」という文言が入っています。白エビが獲れる(=商業漁業として成り立つ)のは“天然のいけす”とも評される富山湾のみ。ご当地海老を使用した郷土の味を、いざ実食……う~ん、白エビの風味といい塩味加減。パッケージ同様、上品な味ですね。合わせるのはお茶ではなくビール。なかなかいい相性です。せんべいもビールもクイクイと進んでしまいました。白エビの形容としてよく耳にする“富山湾の宝石”という商標。実は同社が持っています。海老に加えてせんべいに使用する米も米どころ・富山産のうるち米を使用。まさに富山の魅力をギュっと凝縮した逸品を、手土産にいかがでしょう。
※掲載情報は 2018/09/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
コピーライター、グルメガイド
菅野夕霧
コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。