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宮崎のマンゴー農家、木村幸司さんに出会った
先日、中学高校の同級生で今でも交流のある友人と飲んでいた時、「日本一のマンゴー農家さんがいる」という話になりました。マンゴーといえば世界三大美果のひとつで、ドリアンが“果物の王様”なのに対し、マンゴーは“果物の女王”と称されています。僕も仕事で宮崎に行くと、空港で高級な「太陽のたまご」が1個数千円で売られていて見かけるたびにドキドキします。でも友人曰く「その上を行くブランドがある」らしい。ということでご紹介いただいたのがAGRISTREAM KIMURA FARM株式会社の木村幸司さん。関東の建設コンサルタント会社に約30年勤務したのち、自然エネルギーと共生する農業を目指して2008年に宮崎に移住して、マンゴー栽培を始めたそう。「太陽のたまご」が糖度15度以上に対し、木村さんの「時の雫」(商標登録)は、糖度17度以上で赤く輝いています。ippinでも紹介されているのでご存じの方も多いでしょうが、まさに最上級のマンゴー。
濃厚なマンゴーの美味しさがコンフィチュールに
そんな素晴らしきマンゴーを使用したのが「マンゴーコンフィチュール」です。原材料は「時の雫」、ビートグラニュー糖(北海道産)、麦芽糖、平兵衛酢(へべす)果汁(宮崎県産)のみ。もちろん無添加。フランスパンと共に味わえば、噂にたがわぬ濃厚なマンゴーの美味しさが衝撃的に伝わってきます! しかも果実入りゆえにマンゴーそのものを味わっているような贅沢な気分にも包まれます。まさに一流の味わいという言葉がぴったり。パンの他にも様々なマリアージュが考えられますね。たとえば、酸味の効いたヨーグルトと合わせれば甘味と酸味の味のグラデーションも楽しそうです。ちなみに木村さんの作るコンフィチュールはマンゴーのほかに、ブルーベリーなど数種あり。それらとのセットもまた楽しめます。
※掲載情報は 2018/08/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。