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神戸の洋菓子文化の歴史は古く、そのルーツは明治維新ごろまでさかのぼります。開港当初持ち込まれた洋菓子が長い年月をかけて発展し、神戸は“洋菓子の街”と呼ばれるようになったそうです。近年も、スイーツ流行発信地として全国から熱視線を浴びていますが、根っからのスイーツ好きには、そんなことはもはや常識でしょうか。しかしまだまだ知られざる魅力がつまっているのが「神戸スイーツ」!今回はすでに神戸スイーツに詳しい方にも、そうでない方にも有益な“秘密にしたいくらいおいしい”ラインナップをご紹介したいと思います。
ひと口頬張れば懐かしい。神戸で愛され続けるりんごチョコ
『神戸・元町 一番館』の「ポーム・ダムール」は、1973年に誕生して以来変わることなく守られてきた神戸の懐かしい味わいです。新鮮なりんごを蜜煮にして甘味と酸味をぎゅっと凝縮し、チョコレートで優しく包んであります。絶妙な苦味のチョコが甘酸っぱいりんごの味を引き立て、ワインやブランデーにもぴったり。りんごのプニッとしたゼリーのような食感と薄くコーティングされたチョコが口の中でほどよく絡み合います。神戸を代表する名物スイーツです。
ブランド名:神戸・元町一番館
商品名:ポーム・ダムール(お取り寄せ可)
優しい甘みととろける新触感!洋風饅頭「丹波みるく黒豆萬」
『パティスリー リッチフィールド』は、西洋菓子と和菓子を見事に融合させ、新しくも懐かしい乳菓「にほんの母より 丹波みるく黒豆萬」を作りました。“舌の上でスッとなくなり、とろけるような新食感の洋風饅頭”をコンセプトに、材料から製法までこだわり抜いています。例えばミルク餡にはコクのあるジャージー牛乳や練乳を贅沢に使うことで乳風味を強め、玉露餡には甘みと風味の強い、茶匠・木野正男氏の茶葉を使うなど徹底的に厳選。神戸スイーツに新風を吹き込みます。
ブランド名:パティスリー リッチフィールド
商品名:にほんの母より 丹波みるく黒豆萬(お取り寄せ可)
淡路島の藻塩がキャラメルに合う!「神戸メルスィーユ」
ちょっぴりレトロで異国情緒漂うパッケージが魅力的な「神戸メルスィーユ」。
淡路島の藻塩を効かせた塩キャラメルクリームと、なんと100層以上というサックサク食感のミルフィーユ生地が特徴的です。その周りをコクのあるキャラメルショコラで包み込んであり、1度に2種類のキャラメルが楽しめるスイーツに仕上がっています。おすすめは冷蔵庫で冷やしていただく食べ方。藻塩のソルティな風味が、コーヒーや紅茶はもちろん辛口の日本酒にも合います。
鮮やかな黄色が元気をくれる、神戸スイーツ「レモンケーキ」
ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド直営のスイーツ&ベーカリーショップ『LE PAN(ル・パン)』。カジュアルなお菓子というイメージもあるレモンケーキを、さすがのホテルメイド・クオリティで仕上げて、高級感をプラス。大人も満足の甘すぎないさっぱりとしたアイシングが爽やかな、レモンをしっかり堪能できるスイーツとなっています。港町・神戸を想起させるいかりや船のデザインの、目の覚めるような鮮やかな黄色い缶もお洒落で、贈り物に喜ばれそう。
これぞ神戸スイーツ!ふわとろの「デンマークチーズケーキ」
神戸で40年以上愛され続ける地元スイーツ店『観音屋』。同店オリジナルの「デンマークチーズケーキ」はまさに代表的な“神戸スイーツ”と言えるでしょう。きめ細やかなスポンジケーキの上に、デンマークから直輸入された純正生チーズがとろりと広がります。このスイーツをよりおいしくいただきたいなら2分ほどトースターで温めてください。すると、焼きたて特有の芳醇な香りに包まれ、とろけたチーズがふわふわのスポンジに絡んでその相性は抜群。ぜひお試しあれ。
※掲載情報は 2018/08/22 時点のものとなります。
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