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輸入元:ZAHARA
エキストラバージンオリーブオイル
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今回からippinで記事を掲載することになりました、銀座の中東各国料理店『MishMish』オーナーシェフの草野サトルです。
日本ではあまり知られてはいませんが、実は中東地域には美容や健康に良く、おいしい食材や加工品に溢れています。
そんな中から、まず初めに紹介したいのはパレスチナ産のオリーブオイルです。
パレスチナといえば、危険な場所だったり砂漠のイメージをお持ちの方も多くいらっしゃるかもしれませんが、多様性に富んだ地勢や気候を利用し、多くのお野菜や果物、ハーブ類が栽培され、それらを用いたナチュラルでヘルシーな食文化が育まれています。
また、人々も明るく親切でホスピタリティに溢れています。
例えば道に迷っていると声を掛けてくれて率先して道案内してくれたり、結局車で送ってくれたり、時にはそのままご自宅に招待されごはんをご馳走になったりなんてこともしばしば(笑)
そんな好奇心旺盛で優しい人々に出会えるのも、パレスチナの魅力の一つです。
オリーブ発祥地域でもあるパレスチナは、オリーブの木が国樹に指定されるほど盛んに栽培されています。
東地中海の温暖な気候や、土壌、傾斜など全ての条件が良質なオリーブを作るための条件に適しており、乾燥した空気は、オーガニック農家さんを下支えしています。
今回紹介するオリーブオイルも現地認証機関に認められたオーガニックであることはもちろんですが、特筆すべきはやはりその香りと味わいにこだわった栽培方法です。
例えば、木と木の区画を通常より広く開けることによって、地中の水分や養分を十分に1本1本にいきわたらせています。
また、雨以外の水を与えず、木の力のみで育てることにより、根が地中に深く根づき、より多くの地中のミネラルを吸収することができます。
そうすると生産量は下がりますが、ひとつぶひとつぶが非常に力強くなり、凝縮感がでるそうです。
香りはバターやナッツのニュアンスがあり、シンプルにパンにつけて食べても非常においしいです。
『MishMish』でもコク感や味の奥行を演出するのに、このオリーブオイルが欠かせません。
是非一度お試しください。
※掲載情報は 2018/08/20 時点のものとなります。
中東料理ミシュミシュ オーナーシェフ
草野サトル
1978年生まれ。
20代前半、NGO活動を通じて中東世界への興味を抱く。
サウジアラビア国立大学付属の語学スクールにて基礎アラビア語を学ぶ傍ら、
カルロス・ゴーン氏夫人でもあるリタ・ゴーン女史が経営するレバノン料理店(現在閉店)にて勤務。
これが中東料理との出会いとなる。
その後、パレスチナ、シリア、ヨルダン、エジプトなどの国々を巡る中、
日本人がまだ未体験であり、最も奥深い食文化を有した中東各国の料理は必ず日本人に求められると確信し、中東料理店開店を決意。
2014年8月 銀座6丁目に中東各国料理店「MishMish」をオープン。
現在も毎年欠かさず現地訪問し、孤高の中東料理研究に勤しんでいる。
メディア出演
BS-TBS魔法のワンプレート2017年10月担当シェフとして出演
TBSラジオ 久米宏のラジオなんですけど ゲスト出演
FM東京 住吉美紀Blue Ocean ゲスト出演 他