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英国王室御用達のイギリスらしいジャム
英国王室御用達のジャムはいくつかありますが、一番英国らしいジャムといえば、マーマレード。
それも1874年、イギリスのオックスフォードで創業されたフランク・クーパー社の 「フランク・クーパー オリジナル・オックスフォードママレード」ではないでしょうか。
イギリスの朝食に欠かせないトーストに必ず合わせるマーマレード。
反対に、アフタヌーンティーでのスコーンにはマーマレードは添えられないのが一般的。
エリザベス女王陛下も、朝食のトースト用にこの「フランク・クーパー オリジナル・オックスフォードママレード」を好んでいらっしゃるとか。
さて、この「フランク・クーパー オリジナル・オックスフォードママレード」ですが、日本で普及しているマーマレードとは少々異なり、色もお味もかなりパンチが効いています。
イギリス人の友人に教えてもらったのですが、イギリス人にとっては、このくらい癖のあるマーマレードの方が好まれるようなんです。
私も、2015年にオックスフォードに行った際にお土産として購入して以来、このパンチの効いたマーマレードのファンになり、リピート中です。
キャラメル色とオレンジピールがゴロゴロが特徴
「フランク・クーパー オリジナル・オックスフォードママレード」は、まず、初めて蓋を開けた時、そのこげ茶っぽい色合いに驚かされます。
この色の濃さは、製造過程で焦がしたキャラメルを加えているためだそうで、決して焦げた味はしません。
むしろ、キャラメル味がコクとなって風味を出しています。
次に驚かされるのが、カットされたオレンジピールの大きさです。
大きいもので長さ5cmはあろうかというピールが贅沢にゴロゴロ入っているんです。噛み応えがあって食感も楽しめます。
日本では、爽やかなシトラスのイメージを壊さないような透明感のある色合いと、歯ごたえを感じさせない薄切りでナチュラルな食感のピールを使ったマーマレードが一般的ですね。
「フランク・クーパー オリジナル・オックスフォードママレード」はさらに、シトラスのありのままの苦味を残した味に仕上げています。
でも、この苦味というは、いわゆるエグミのある苦味ではなく、ビターといった表現が正しく、味覚をいい意味で刺激してくれるんです。
イギリスらしい、香りも甘みも苦味もあってピールがゴロゴロ入っているマーマレードがお好きかどうかは全く個人的な好みの問題になってしまいますが、私は、癖のあるお味が癖になってしまう美味しさで、大好きなマーマレードとしてぜひお勧めしたい一品です。
トーストだけではなく用途が広がるマーマレード
「フランク・クーパー オリジナル・オックスフォードママレード」は、トーストに塗って食べるほかにも、その特徴を活かして、オススメしたい食べ方があります。
前菜やスナックとして、クリームチーズまたは、オイルサーディンの上にゴロンとしたピールをたっぷりのせて召し上がるレシピ。
また、私はマーマレードチキンをよく作るのですが、その際に使うマーマレードをこちらに変えるだけで、いつもとは違う、風味がワンランクアップしたマーマレードチキンに変身します。
また、豚肉のスペリアブにも塗っていただくと美味ですよ。
シンプルに、鳥系や豚肉用のフルーツソースにも隠し味として使ってみてくださいね。
「フランク・クーパー オリジナル・オックスフォードママレード」
ひと瓶 454g入り 862円
各社通販サイトで購入可能です。
※掲載情報は 2018/06/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
サロン道(C)研究家
ローズ麻生育子
有限会社ハッピーキューブス代表、サロネーゼカフェ(C)プロデューサー。
東京・世田谷生まれ。
青山学院大学フランス文学科卒業後、ラフォーレ・ミュージアムの企画室にて、コーディネーターとして、アートを中心としたイベントの企画、運営に携わる。
その後、子育ての傍ら京都造形芸術大学建築学科で学び、2級建築士の資格を取得。
2006年に起業後は女性のキャリア・生き方をサポートするイベントやセミナーの企画運営、企業のPR&ブランディングなども手がける。
2012年、3月6日を自宅を活用して教室などを開く女性(=サロネーゼ)を応援する「サロネーゼの日」として記念日に制定し、サロネーゼのコミュニティ「サロネーゼカフェ@」の運営を開始。