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伝統と革新が融合する街
香港に数多くある観光地の中でも、最近より若者の人気を集めているのが深水埗(シャムスイポー)です。香港でも最も早く開発されたこのエリアは、電化製品のパーツが無造作に並べられた露店、布やボタンを販売する問屋、そして食べ歩きにぴったりな飲食店がところ狭しと並んでいます。香港ローカル気分を満喫することができます。一見、雑多なイメージがあるこの街ですが、実は世界的にも注目されるアパレルや飲食店などが数多く存在する場所でもあるのです。今回は、知れば知るほど魅力を感じる深水埗(シャムスイポー)の魅力をご紹介します。
ファッションの発信基地として
深水埗は布地、革製品、ボタンや部品といった素材が豊富に手に入る事でも有名です。香港を代表するアパレルブランドやアクセサリーブランドが生まれ、この街に本社を構えています。深水埗は、テキスタイルの中心地として評判が高いことから、地区にしかないハイファッションとストリートファッションが融合した特有のファッションスタイルがあります。若者はもちろん、年配の人も、若者のファッションを取りれた独特のファッションセンスを持っています。香港のファッション発信地としての一面も持つ深水埗。多くのフラッグシップストア存在します。日本では手に入らないブランドや唯一無二のハンドクラフトはお土産にも喜ばれること間違いありません。
暑い夏にピッタリのデザート「豆腐花」
香港の中でも、ローカル色が色濃く残る深水埗では、香港の伝統的な料理やスイーツを食べ歩きすることができます。豆腐スナックと豆腐製品専門「公和荳品廠(Kung Wo Beancurd Factory)」では、絶品の「豆腐花」を楽しむことができます。「豆腐花」は豆腐を石膏粉という粉で固めて作ります。味は豆腐ですが、その上にシロップをかけて食べます。とてもさっぱりしているので、暑い夏のデザートにもおすすめです。
最も安い星付きレストランの1つ添好運(Tim Ho Wan)
2018年に日比谷にオープンし、連日大行列となっている点心添好運(Tim Ho Wan)。現在、東京をはじめニューヨークなどの大都市をはじめ40店舗を展開する星付きレストランとなりました。添好運のフラッグシップ店舗は、深水埗の福榮街(Fuk Wing Street)にあります。ここは、オーナー兼シェフのMak Kwai-pui (麥桂培)を目にするチャンスがあるかもしれない唯一の店舗です。
彼は今も状況によっては厨房を手伝っています。添好運で最も人気の点心は、蝦餃(エビ餃子)と燒賣(シュウマイ) です。しかし、一番人気はカリッとした皮に包まれた叉燒包(チャーシューパオ)です。最高の点心をリーズナブルな価格で提供することを哲学に「世界一安い星付きレストラン」とよばれ親しまれています。
伝統と革新が新しい文化を作り出す深水埗。活気に溢れたこの街では、日々新しい文化が生まれます。しかし、決して古いものや伝統を切り離してしまうのではなく、どちらも取り入れながらこの街は発展しています。その中で、香港のどの場所にもない独特な文化を築きあげています。まるで、ローカルになったような気分を味わえる不思議な魅力がこの街にはあります。
※掲載情報は 2018/06/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
政府観光局
香港政府観光局
香港は、日本から約4時間半、時差もたったの1時間で、週末や連休を利用して気軽に遊びにいくことのできる旅行先です。コンパクトな都市ですが、14,000店以上のレストランがあり、街全体がグルメ地区とも言えます。
東洋と西洋が交わる独特の文化を持つこの都市では、街歩きや名所などへの観光、グルメ、ショッピングなど旅行の「楽しい!」がすべて詰まっています。また、風水的にも気の流れが良いとされる場所が多いのも特徴。
香港へ行って、運気も気分もアガる!そんな「アガる!香港」をご紹介いたします。