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餡とクリームの相性が良く、種類の豊富さも魅力の和菓子
茨城県には、日本三名瀑(にっぽんさんめいばく)と呼ばれる滝があります。それが茨城県大子町にある「袋田の滝」です。観光地としても知られ、四季によって様々な顔を見せてくれるのも魅力です。
「袋田の滝」に寄った帰りに購入したいお土産が、今回紹介する『菓匠 宮川』の「久慈川の氷華餅(しがもち)」です。お土産でいただいたのですが、彩の美しさと美味しさに驚いたことを今でも覚えています。
『菓匠 宮川』さんは創業110年を迎えた、茨城県を代表する老舗の和菓子屋さんです。以前あった地震からの復興を考えていた際に、大子町の観光の手助けになればと、ご主人が生み出したのが「久慈川の氷華餅」です。
お店の伝統と歴史、ご主人の技術を活かした「久慈川の氷華餅」は、餡と生クリームをもち米で包んだ生クリーム大福に、寒天をまぶしたお菓子。甘すぎないさっぱりとした味わいで、一個、もう一個と手が伸びてしまいますので、食べすぎには注意が必要です。
美しさと美味しさを兼ね備えた、茨城土産に相応しい和菓子です。
※掲載情報は 2018/06/05 時点のものとなります。
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キュレーター情報
「HATAKE AOYAMA」総料理長
神保佳永
1977年、茨城県出身。漁師の祖父、イタリアンシェフの父のもと、幼少時から食材の大切さを身につける。子供たちにさまざまな思いを伝えることのできる教師への道を一度は目指すが、父の影響を受け、料理人になることに。辻調理師専門学校を卒業後、銀座「ベルフランス」を経てフランスやイタリアで数々のグランメゾンでの修行を積み、2002年帰国。株式会社ひらまつに入社、丸の内「サンス・エ・サヴール」のオープニングスタッフとして活躍。2005年浦安「ホテルエミオン東京ベイ」に副料理長として入社後、洋食総料理長に就任。2009年「Restaurant I」を立ち上げ総料理長を務め、江戸野菜を初めてフレンチに取り入れたことで注目を集める。2010年6月には自身の「HATAKE AOYAMA」を立ち上げ総料理長を務める。大きな取り組みとして、近隣小学校にて神保流の食育授業を行い、特別講師としても活躍中。現在では3校の特別講師として活躍している、また、2011年の大震災後も風評被害を受けた生産者を支える活動や復興支援などを自ら行い、幅広い活動を積極的に行い、食のコンサルトも数多く手がけている。