美味しいものをよく知っていて、いつも教えてくれる側のあの人に、一体どんなものを選んで贈ればよいのか…。フツーのものじゃダメ！というわけではないけれど、自分ではなかなか買わないようなもの、お取り寄せが必要なものなど、ちょっと個性的で珍しい逸品を送って喜ばせたい。そんな時におすすめの「すべてお取り寄せ可能」なスイーツを和洋問わず集めてみました。

日持ちして持ち運びしやすく、好き嫌いなく幅広い世代に好まれる「ラスク」は手土産の定番。いろんな味わいのラスクがある中、その多くがバゲット（フランスパン）から作られているのに対し、「CAFE OHZAN(カフェ オウザン)」のラスクはクロワッサンで作られているのが特徴です。しかも、クロワッサンを8時間かけてじっくり2度焼きしているため、食感がとっても軽くサックサク。良質のバターが使われているので、口に入れた瞬間にバターの風味がふわっと広がります。それだけではなく、カラフルなドライフルーツがトッピングされているのも見逃せません。パステルカラーで展開されているパッケージもエレガントで、特に女性に喜ばれるスイーツギフトです。

香川県にある自家焙煎の珈琲豆専門店「プシプシーナ珈琲」。ちょっと変わった店名の由来は、ムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソンさんの母が飼っていた猫に由来するのだとか。こちらではコーヒーのお供にぴったりのお菓子「ショウガトウ」の販売も行っていて、パッケージには赤いマフラーを巻いたアンニュイな表情の猫ちゃんが描かれています。ショウガトウは、ショウガの辛味がしっかり効いた柔らかなゼリー菓子。一口サイズにカットされ、シャリシャリの砂糖をまぶし、白い紙でキャンディのように包まれています。コーヒー好きの人、ショウガ好きの人、そして猫好きの人にもいかがでしょうか。お取り寄せも可能ですよ。

クレームブリュレといえば、ほろ苦いキャラメリゼととろけるようなカスタードが楽しめるスイーツですが、そんなクレームブリュレの特徴をそのままに、なたね油100％で揚げた豆乳ドーナツと融合させたお菓子が京都「Brulee」の「クレームブリュレドーナツ」です。京都初のクレームブリュレドーナツ専門店として注目を集め、お店の前を通ると甘くて、美味しそうな香りが漂っているのだとか。遺伝子組み換えではない豆乳を使うことにもこだわり、内側はふわふわでとろり、表面にはカリッカリのほろ苦いキャラメリゼという新食感を実現しています。味のバリエーションも宇治抹茶、チョコなどがあり、冷凍の状態でお取り寄せも可能です。

北海道産の小豆から作った甘納豆に、北海道産ビートから作られるてんさい糖、そして生乳100%の全粉乳。すべての原材料が北海道産のお菓子が「小豆甘納豆おちちまめ」です。小豆に練乳をかけていただくかのような、しっとりモチモチした食感と自然な甘さ。函館のおつまみ会社「三海幸」のオリジナル商品で、保存料や甘味料、着色料、化学調味料は無添加だから、小さなお子さんのおやつにもぴったり。男女問わず人気を呼び、今では会社の看板商品と呼ばれるほどになっているのだそう。バラまきの北海道土産としてはもちろんですが、お取り寄せも可能。北海道には美味しいお菓子が山ほどありますが、そんな中でも異彩を放つ「おちちまめ」。北海道好きの人に教えてあげたくなります。

美味しいチーズケーキをいろいろ知っているグルメな人に勧めるなら、チーズ鑑評騎士である疋田氏がプロデュースした、「チーズケーキショップ ヒキタ」の濃厚チーズケーキ２種類はいかがでしょうか。「究極のレアチーズケーキ」は、オーストラリア産のクリームチーズと北海道産の生クリームをたっぷり使い、濃厚かつなめらか。程良い酸味が効いているので白ワインとよく合います。さらに「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」は、BASSI社の「ゴルゴンゾーラピカンテ」というチーズを使用。生地には蜂蜜も使われているので、ブルーチーズが苦手な人でも食べやすく、こちらは赤ワインがベストマッチ。チーズケーキ好きだけではなく、ワイン好きの方にも、ちょっと面白い贈り物になると思います。

印象的なネーミング。これ、ラムレーズンをあんこと一緒にサンドしたどら焼きなんです。だから「ラムドラ」。ダークラムの銘酒といわれるマイヤーズに5日ほど浸け込んだ自家製ラムレーズンが使われ、芳醇な香りを導き出す完全に大人向きの味わいです。作っているのは鹿児島の湯之元温泉にある菓子舗「梅月堂」。出来立てよりも、数日が経過してラムレーズンと皮、そしてあんこが馴染んでしっとりしてきた頃が真の食べ頃なのだとか。和菓子とも洋菓子とも言えない新感覚のスイーツとして、洋酒好きの大人やちょっと珍しいもの好きの人への手土産にもぴったり。お取り寄せも可能です。