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今年もBBQの季節がいよいよやってきますね。日本人はBBQが大好きですが、世界には日本に負けず劣らずBBQを愛する人達がいます。そこで今回は、海外で行われるBBQをご紹介します。すごくワイルドなものからすごく地味なものまで、BBQで海外の食文化が見えてきます!
【アルゼンチン】パーティー=BBQ
アルゼンチンの主食と言っても過言ではないのが牛肉です。牛肉をアルゼンチン式BBQで食べることを「アサード」といいます。アサードに使う調理セットは、伝統的なものはセメントで作られています。友達をパーティーに招く際などは、「アサードしよう!」と言われるほど、パーティーには欠かせない食事です。大きいものですと1メートル以上のものもあります。「アサード」をする際には、牛肉はだいたい1人0.5kg計算で4人であれば2kgの肉を購入するのが一般的です。残しても次の日に食べられるので、余るくらいに牛肉を用意するのがルールです。
【南アフリカ】1本10~15人前!ぐるぐるソーセージ「ブルボス」
ヨーロッパからの移民も多い南アフリカでは、アフリカとヨーロッパの食文化が融合しています。BBQにも移民の文化が反映されています。この肉肉しいソーセージは「ブルボス」と呼ばれ、ドイツ移民によって南アフリカに紹介されたといわれています。1本10~15人分くらいのボリュームがあり、一口サイズに切って食べるのが現地スタイル。ブルボスは、牛7:豚3の配合で作っています。
【ドイツ】焼きあがるのに2時間も3時間もかかるBBQ
最後に紹介するのは、フランスと国境を接しドイツ南西に位置する「ザールラント」のBBQ。「ザールラント」の各家庭には必ずといっていいほど、鋼で作られた三脚のような支え棒が置いてあります。そしてその三脚の中心からは、チェーンが垂れ下がっています。これが「シュヴェンカー」です。ソーセージやビーフなど、焼くものは通常のBBQと同じですが、この「シュヴェンカー」でお肉を焼くと、なんと2~3時間も焼きあがるまでかかります! ビールやワインを飲みながら家族や友達とお肉が焼きあがるのを待ちます。気が長い人用のBBQスタイルといえるでしょう。
※掲載情報は 2018/05/05 時点のものとなります。
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