記事詳細
5月3日は憲法記念日でしたが、今年でちょうど70年なんだそうです。(現在の日本国憲法は戦後1948年に公布・施行)
そこで今回は、そんな日本国憲法70周年を越す、歴史ある老舗の商品をピックアップしました。長くつづく老舗は、老舗ならではの試行錯誤を繰り返し、こだわりをもって商品を製造しているメーカーばかりです。それぞれのこだわりを感じ、ぜひ一度は味わっていただきたいと思います。
「銀座鹿乃子」創業70年記念商品「ふわっと焼きまん」
昭和21年に創業、以来70年以上の歴史を誇る和菓子「銀座鹿乃子」、こちらの商品は創業70周年を記念してつくられた「ふわっと焼まん」になります。説明では「焼きまんじゅう」というのですが、それより簡単にいえば「どら焼き」の進化形のようなタイプになります。外側の生地は、しっとりとした食感、そしてふわりと漂う卵の風味があります。中には、滑らかな口当たりと洗練された甘さの広がるこしあんが入っています。昭和と現代の融合と言える一品です。
老舗の伝統を堪能できる「阿闍梨餅」
こちらは創業70年どころか、安政三年(1856年)に創業した「阿闍梨餅」の看板商品となります。餅粉をベースにした生地に、丹波大納言小豆のつぶ餡を包んだお菓子です。阿闍梨とは、もともと高僧を意味します。見た目はシンプルですが、しっとりモチモチとした皮と、丹波大納言小豆を使った甘さ控えめの餡は、絶妙なバランスを楽しめます。ひとくち食べると濃いめの緑茶がきっと欲しくなるはずです。固くなったらオーブンでさっと焼いたり、揚げたりしてもおいしく食べられますよ。
金曜に発売されて完売必至の「金曜やきたて」その歴史は100年以上
東京・九段の地で創業した増辰海苔店は、創業100年以上。海苔のソムリエを自称する目利きが厳選した海苔を選び販売しています。こちらの「金曜焼きたて」という海苔は、毎週金曜日の朝10時に店頭に出るこちらの商品、なんとお昼くらいになると限定50セットが売り切れてしまうこともあるそうです。シルバーのパッケージに赤い文字と緑の文字の2種。赤い方は「九州産」、緑の方は「千葉産」となります。売り切れるほどの海苔、ぜひ食べてみたいですね。
文豪も愛した歴史あるお団子「羽二重団子」
羽二重団子は文政二(1819)年、190年余の歴史をもつ団子、和菓子の老舗として有名です。
こちらの店名にもなっている「羽二重団子」はお団子の形が少し独特で丸い球型ではなく、平べったい円盤型がポイントです。お団子は滑らかでしっかりコシがあり、甘さ控えめなこしあんに包まれた餡団子と生醤油味で香ばしい香りが広がります。塩分控えめでお酒と共に楽しむことも出来る焼き団子もお勧めですよ。
100年以上の歴史を誇る佐賀有田のおこし
佐賀県有田といえば有田焼、地元の方に聞くとこちらの「陶助おこし」が名産のようです。その歴史は100年以上前より製造されており、おこしといえば、関西の粟おこしや関東の雷おこしが有名ですが、こちらのおこしも負けてはいません。口に入れると炒った餅の部分がとても軽いスナックになっており、口の中でしゅわっと溶けてなくなります。程よい甘さとしょうがの風味が効いていて、味と香りを楽しんでいると、口の中からなくなり、もう一つ、また一つと口に運んでしまいます。
※掲載情報は 2018/05/07 時点のものとなります。
- 7
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。