創業100年余隠れた名物菓子。磁器の町”佐賀県有田町”の陶助おこし

創業100年余隠れた名物菓子。磁器の町”佐賀県有田町”の陶助おこし

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ふわっとほろっと柔らかい、口に含むとしゅわっとなくなる新感覚おこし

佐賀県西松浦郡有田町といえば、400数年前に日本で最初に陶磁器が誕生した器で有名な地です。
“有田焼”という丈夫で美しい絵付けがされた器は、誰もが一度は目にしたり、聞いたりしたことがあるはずです。

ちょこちょこお仕事やプライベートでお邪魔し、有田といえばの菓子や名物料理は?と有田の方に聞くと出てきたのがこの陶助おこし。

おこしといえば、関西の粟おこしや関東の雷おこしが有名なので、あの炒ってかりかりにになった穀物をあめで硬く固めた昔ながらのお菓子ね。というイメージを持っていましたが、このお菓子を手に入れ、さて、いただきますと袋を開けて手で割ってみるとふわっとつぶれ、手でちぎれるほど柔らかいのです。
あれ?いつものおこしと違うなと良い方向に裏切られ、ワクワクしながら、口に入れると炒った餅の部分がとても軽いスナックになっており、口の中でしゅわっと溶けてなくなります。程よい甘さとしょうがの風味が効いていて、味と香りを楽しんでいると、口の中からなくなり、ついついもう一つ手にしたくなります。
 
この陶助おこしは、有田の内山地区の天然記念物の大銀杏の近く、登り窯などの廃材で塀を作ったトンバイ塀の有田ならではの風景の中に工房があり、ここで購入できます。

材料の配合と工程全部が門外不出の秘伝のレシピで 100数年前よりこの地で作り、続けられているそうです。午前中は、地方発送の準備や配達で忙しいようで、午後からの訪問をおすすめいたします。
やっと見つけた、有田の名物お土産は、有田土産としてもちろん喜ばれますし、ちょっとしたお礼やプレゼントにも喜ばれます。最近のお気に入り菓子です。


有田の町は、3月18日(日)まで、ひな祭りでにぎわっています。ゴールデンウイークの陶磁器祭りも活気があって良いけど、春に向かう優しい日差しの中、ゆっくり器探しができる今の時期もおすすめです。
第14回有田雛のやきものまつりhttp://www.arita.jp/event/hinamatsuri/

創業100年余隠れた名物菓子。磁器の町”佐賀県有田町”の陶助おこし

有田の町や器の情報が入ったレトロパッケージのギフトBOXもあります。

創業100年余隠れた名物菓子。磁器の町”佐賀県有田町”の陶助おこし

15個入りは1200円

創業100年余隠れた名物菓子。磁器の町”佐賀県有田町”の陶助おこし

ふんわり、しゅわっと柔らかい。

創業100年余隠れた名物菓子。磁器の町”佐賀県有田町”の陶助おこし

※陶助おこし  1個70円10個~販売

陶助おこし

前田陶助堂 〒844-0001 佐賀県西松浦郡有田町泉山1-16-12.

※掲載情報は 2018/03/01 時点のものとなります。

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キュレーター情報

金高 愛

料理家、酒醸造家

金高 愛

〇主な業務:食を通して“掬ぶ“”作る“”伝える“
九州のおいしいもの、こだわりの生産者を消費者に伝えることを目的とし、食のイベント、食空間の演出、食のコーディネイターして活動中。
・食空間コーディネート・料理イベント主催。
・イタリア郷土菓子・料理ケータリングCampo d’Oro(カンポドーロ)ディレクター・シェフ
・福岡県飯塚市の瑞穂菊酒造(株)純米吟醸酒“小菊”醸造責任者
〇免許・資格:管理栄養士・ソムリエ(日本ソムリエ協会認定)・フードコーディネイター・木村ふみテーブルトップコーディネイションディプロマ、狩猟免許(銃・わな)
〇略歴:大学卒業後、イタリア料理のコックとして6年間務める。その後、飲食総合コンサル会社勤務後、独立。イタリア・日本の生産者やいろいろな地域を訪ね歩き、郷土料理の研究、調査を行う。漁業、狩猟、酒醸造まで経験。料理のみではなく、器、室礼、伝統工芸にも興味を持ち、食環境プロデューサー木村ふみ氏に師事。

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