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開墾60年の三代続く柑橘農家。ひとつひとつ手作業で皮を剥いて。
愛媛県八幡浜市。みかん王国愛媛を支える、県内でも有数の柑橘産地。ここで、開墾60年、三代続くみかん農家がある。その代々続く先代の知恵と、新しい技術との両方を大切にし、お客様の「美味しい」の言葉と「笑顔」を増やしたいと、日々柑橘と向き合っている注目の若手農家がいる。その一人が、三代目みかん職人 こと、菊池真太さんだ。
飄々とした人柄で、よく私がおしゃべりしているラジオ番組にも投稿してくれているリスナーのひとり。いつも陽気なメッセージを送ってくれる彼が、こんなにこだわりと想いを持って柑橘栽培に取り組んでいることを、この「頂（いただき）」というジュースを飲んで改めて思い知った。
三代目みかん職人のみかん山は南向きで、「空からふりそそぐ太陽の光」をたっぷりと浴びている。加えて、「宇和海の海面に反射する光」「みかん園地に積まれた石垣からの照り返しの光」「タイベックシートからの反射の光」、という全部で「4つの太陽」の恩恵を受け、恵まれた自然環境と栽培方法で良質な柑橘が収穫できるのだ。
タイベックシートとは、みかん園地の地面に敷かれる、白いシートのこと。これを設置することで、あえて樹木に水分ストレスを与え、かつ果実に太陽光を反射させて、糖度を上げていくのである。さらに、中晩柑は木になった状態で完熟させてから自分たちの手で収穫する。ジュース「頂」を造る際には、ひとつひとつ手作業で剥いていく。こうして、最高峰のみかんジュース「頂」が生まれているのだ。
「頂」は、産地でもある八幡浜市内の道の駅『みなっと』での半端ない柑橘ジュースのラインナップの中でも、とても高い人気を誇っている。地元の人にも認められている逸品といえよう。
次に、責任をもって安心安全で糖度の高い柑橘を多数育てているからこそ、ジュースの種類が豊富。温州ミカンはもちろん、デコポン、せとか、はるか、甘平などなど、それぞれの柑橘の違いも十分に満喫できる。
飲んでみると、まずその濃度と糖度にびっくりする。とろみすら感じる味わい。ここでは卸業のように複数の農家が混在したみかんではなく、自分達が育てて自分達が収穫したものだけを使っている。それだけ品質に自信があるというのも、一口飲めば納得できる。
山の頂を目指し、どうやったらもっとおいしいみかんが出来るか、日々考えながら柑橘と向き合っている、三代目みかん職人 菊池真太さん。「みかんづくりは今も「未完」」だという、この三代目を見ていると、まだまだこの頂は、より美味しく成長していくだろうと確信するのである。頑張れ！ 三代目みかん職人！！！
(株)三代目みかん職人
愛媛県八幡浜市五反田1-794-1
070-3790-0003（FAX 0894-24-5973）
※掲載情報は 2018/04/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーパーソナリティ／タグプロダクト
やのひろみ
1975年生まれ。松山市出身。
有限会社タグプロダクト取締役。
小中高校と運動部に所属。バレーボール・テニス・ハンドボールと、スポーツ三昧の生活をおくる。
大学在学中は劇団に所属し、イベント音響などの裏方スタッフとして活動するうちにそれが高じてこの世界に足を踏み入れ、ディレクターはもちろん、パーソナリティとしても活動。また、愛媛県内市町主催催事や企業イベントなどの企画運営にも力を入れ、各催事を総合的に盛り上げることにもチャレンジしている。現在、テレビラジオ出演ははもちろん、ＣＭ出演や企業イメージキャラクターなども努める。
2007年6月に第一子を出産。
2010年5月に第二子を出産。
2010年 第47回ギャラクシー賞 ラジオ部門 DJパーソナリティ賞受賞（全国で1名）
2009年・2012年・2013年・2014年 民間放送連盟賞ラジオ部門全国優秀賞受賞。
NPO法人 俳句甲子園実行委員会 理事
NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会 理事
キリンビールを応援する、愛媛の お祭り課長
砥部焼大使第106号
大洲味楽来しいたけ 宣伝大使
