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三重の『伊勢角屋麦酒』とアメリカ・ポートランドの『カルミネーション・ブルーイング』がコラボレーションして生まれたビール「ねこにひき」。昔から醸造所では原料の麦芽を狙うネズミを退治するために猫が飼われ、そんな猫をブルワリー・キャットと呼んでいるそうです。『伊勢角屋麦酒』の社長の家では「ぎん」、『カルミネーション・ブルーイング』のブルワー、トーマスさんに家では「ABBY(アビイ)」という猫をそれぞれ飼っていて、猫好きオーナー同士のコラボレーションビールとしてこの名が付けられました。そんなビールのビアスタイルはNewEngland IPA。アメリカの東海岸生まれのこのビアスタイルは、昨年あたりから日本でもビールファンの間で話題をさらっています。
ちょっぴり濁った色あいと、一口飲んだ途端にまるでトロピカルフルーツのようなジューシーな香りと味わいが口の中で爆発するのが特徴。程よい苦味が引き締めて、とにかく一度は飲んで欲しいビールです。
※掲載情報は 2018/04/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ビアジャーナリスト/パンコーディネーター
宮原佐研子
日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーター、日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリストとして日本ビアジャーナリスト協会HP、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)、世界22カ国158本のビールを紹介するe-MOOK『ビールがわかる本』(宝島社)、ビアエンタテインメントムック誌『ビアびより』(KADOKAWA)他執筆。『ビール王国』では、「コンビニ限定うんまいビア ペア」で、コンビニエンスストアで買えるビールとパンのペアリングを連載。日本パンコーディネーター協会主催の講座「ワインよりおすすめ?パンとビールのおいしい関係」でパンとビールのペアリング体験講座も実施。