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酒の肴はもちろん、ご飯に切り身を載せてお茶漬けでも美味しい、滋賀の県民食
鮒ずしと言うと、皆さんはどんなイメージをお持ちだろうか。匂う、酸っぱい、クセがある、硬い、美味しくない、珍味。鮒ずしにプラスのイメージをお持ちの方がいたら、「あなたは滋賀県民ですか？！」と思わず聞きたくなる。実は、私の夫は滋賀県出身。家族の中でも一、二を争う鮒ずしloverだ。結婚後、夫の祖母宅に伺った際、鮒ずしを出して頂いた。人生初の経験だった。「面白い食べ物だなあー。酸っぱいなあ、あれ？ 意外と嫌いじゃないなあ。お酒に合うなあ。なんか後を引くなあ。あれ？ なんでかやめられない、あれれ、箸が止まらない」他県出身者であれば、恐らく苦手であろう鮒ずしを、私はあっという間に完食し、夫の家族を驚かせたのであった。
さて、そんな鮒ずしの中でも特にお気に入りなのが、「阪本屋」さん。適度な辛味と酸味、酒の肴はもちろん、ご飯に切り身を載せてお茶漬けでも旨い。また、魚の頭の部分は、酒の中に入れお燗にしてもひれ酒のようで味わい深い。ほんっと～に箸が止まらない、お酒が止まらない、まさにイッピンなのである！ 鮒ずしを食べた事が無い方、あるいは興味のある方は、阪本屋さんのものを是非試して欲しい。発酵食品は身体にも良いと聞く。夫は、お腹の調子が悪い時、風邪を引いた時にも鮒ずしを食べていたそうだ。鮒ずしを食べず嫌いのあなた、レッツトライ！！
※掲載情報は 2015/01/14 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーアナウンサー
魚住りえ
大阪府で生まれ広島県で育つ。ＮＨＫ杯全国高校放送コンテスト朗読部門で第3位入賞。
1995年慶応義塾大学仏文学科卒業後日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などジャンルを問わず幅広く活躍。代表作に「所さんの目がテン！」等がある。
2004年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタートさせる。ドキュメンタリー番組 テレビ東京系列「ソロモン流」では放送当初から10年間ナレーターを務め、その温かく心に響く語り口で多くのファンを獲得。日本テレビ「嵐にしやがれ」のメインナレーターも務める。
25年に渡るアナウンスメント技術を活かし「魚住式スピーチメソッド」を確立。現在は、ボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍中。声質改善や上がり症の軽減等、相手の心に響く音声表現を教える独自のレッスン法が評判となり、説得力のある話し方が身につくと、医師、弁護士など様々な職種から人気となっている。
著書に「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」（東洋経済新報社）があり、12万部を超えるベストセラーとなっている。その他「10歳若返る！話し方のレッスン」（講談社）がある。
