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前回、バイエルン州レーゲンスブルクの名物ソーセージ「レーゲンスブルガー」をご紹介しました。(https://ippin.gnavi.co.jp/article-13024/)ドイツでは、ソーセージにケチャップやマスタードを付けて食べる事もありますが、ご紹介する「ヘンデルマイヤー」のマスタードは、深いコクと甘みがあり人気があります。このマスタードもまた、レーゲンスブルグ発祥なのです。
パンに厚いハムを挟んだ「レバーケーゼ」や白いソーセージ「ヴァイスヴルスト」には、絶対に欠かせないこの甘いマスタード。もともとは、1914年に肉屋のカール・ヘンデルマイヤーの妻、ヨハンナがレシピを完成させました。そして時は流れて、第二次世界大戦が終結する頃には、その息子であるヨゼフの妻であるルイスが販売を拡大しました。
見た目はマスタードそのものなので、最初に食べる人はその甘さに驚くかもしれませんが、ジューシーな肉汁と甘いマスタードが合わさった時の新しい味覚は食べる人を魅了します。現在では、甘口~辛口までさまざまなバリエーションが用意されています。
※掲載情報は 2018/03/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ドイツ連邦共和国大使館
駐日ドイツ連邦共和国大使館は、日本におけるドイツ政府を代表する機関です。ヨーロッパの中心に位置しているドイツと日本は、去る2011年、外交関係を樹立してから150周年という節目を迎えました。そして、今後も互いに両国が協力し合いながら、現在の友好関係を保ち、またより深めながら手を取り合って未来へ向かっていこうという思いをこめ、「ドイツと日本-ともに未来へ」というモットーの下、日本の皆さんにより深く、広く、ドイツを知ってもらうべく、様々な形で活動を行っています。こちらのサイトでは、ドイツの伝統や郷土・食文化についてお伝えします。